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2008年11月18日22時58分
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【台北=野嶋剛】台湾の劉兆玄(リウ・チャオシュワン)行政院長(首相)は18日、景気刺激策として、年齢を問わず住民1人につき3600台湾ドル(約1万円)の「消費券」を発行すると発表した。「来年の旧正月前をメド」(劉氏)に発行する考えという。日本のかつての地域振興券と同種のもので、829億台湾ドルの特別予算を組み、域内総生産(GDP)で0・64%の経済効果を期待する。金融危機の影響は台湾でも深刻で、支持率の低迷が続く馬英九(マー・インチウ)政権は消費券で人気回復を狙う考えのようだ。
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