民主党の山岡賢次国対委員長は9日の会見で、08年度第2次補正予算案に盛り込まれる定額給付金について「効果、国民の評価は低い」と述べ、来年1月の通常国会に提出された場合、反対する考えを表明した。その上で、2次補正提出のあり方について「国民生活のためになる与野党共通の物(政策)は一日も早く採決し、対決の物は徹底的に審議していくべきだ」と強調した。定額給付金などの与野党が対決する政策と、一致できる政策を分離して法案として提出するよう与党側に求めたものだ。【野口武則】
毎日新聞 2008年12月9日 17時53分