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<天皇陛下>胃と十二指腸に炎症を確認 不整脈は落ち着く

12月9日20時7分配信 毎日新聞


 宮内庁は9日、天皇陛下の体調についての検査結果を発表した。当初、診断された不整脈は落ち着いたが、胃と十二指腸に炎症が確認されたという。原因として精神的、肉体的なストレスなどが考えられるとしており、医師団は負担軽減のために、年末年始の日程などの見直しを宮内庁に提言した。

 会見した医師らによると、陛下が不調を訴えたのは11月17日朝。医師が診断したところ、不整脈の症状が見られた。心電図検査をした結果、不整脈の一つの「上室性期外収縮」と診断されたという。

 また、陛下は今月2日、胃の付近に違和感を訴え、宮内庁病院で5日に内視鏡検査をしたところ、胃や十二指腸に出血の跡や粘膜のただれが確認された。「急性胃粘膜病変」があったとみられ、現在は胃酸の分泌を止める薬と胃の粘膜を保護する薬を服用している。

 金沢一郎・皇室医務主管は「陛下はいろいろなことにお心を使われ、心を痛められている。ですからご心労、ご心痛と言っていいのだと思います。ずっと耐えていらっしゃる。ここが非常に大きな問題だと思います」とした上で「今後、注意深くフォローさせていただきたい」と述べた。

 陛下は今月2日夜に血圧の上昇が見られ、翌日から3日間、宮内庁病院で検査を受けた。内閣の書類へ署名するなどの執務を除いて公務を取りやめていたが、8日は皇居外であった行事に出席した。【真鍋光之】

最終更新:12月9日23時58分

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