「尼崎市に平和無防備条例をめざす会」は7日午後2時から、同条例制定を直接請求した活動を振り返る集会を、同市東難波町4の市立労働福祉会館で開く。
同条例案は、市が武力攻撃の対象にならないようにするために市内から軍事目標になるものを排除し「無防備地域宣言」をするというもの。同会は6月、有権者1万3913人分の署名を集め市に直接請求したが、市議会は「実効性がない」などとする反対意見が強く、否決した。
同会は今後も市に平和施策を求める活動を続ける。【樋口岳大】
〔阪神版〕
毎日新聞 2008年12月6日 地方版