10年3月の合併特例区廃止に伴い自動的に消滅する岡山市の地名問題で8日、「御津」の地名存続を求める署名が有権者の約60%となり、同市が条件とした過半数を上回ったことが、御津合併特例区協議会(小坂眞史会長)に報告された。署名書の受け付けは、24日の午前中まで行い、最終的な数が確定する。 委員14人全員が出席し、安信治雄同特例区長があいさつ。報告された署名書の提出状況は、有権者数8506人のうち5049人で、署名率59・4%だった。署名書は25日、安信同特例区長、小坂会長の署名入りの要望書と合わせて高谷茂男市長へ提出する予定。