[2008年12月8日(月)の KCT TVニュースから]美観地区 柳の剪定(倉敷市)
倉敷美観地区を彩る柳の剪定作業が、きょうから始まりました。 美観地区には、170本の柳が植えられていて、6月、9月、12月の年3回剪定が行われています。伸びた枝を切り落とし、柳の形を整えて景観を保つとともに、剪定をすることで木の生長を助け、病害虫をつきにくくすることを目的にしています。作業には、倉敷市内の造園業者など6人があたり、はしごやクレーンを使って、伸びた枝をハサミで切り落としていました。剪定作業は13日(土)まで行われます。 チボリ跡地利用案を市民に説明(倉敷市)
チボリ公園の跡地利用について倉敷市の考えを市民に説明する会が6日、倉敷市役所で開かれました。 説明会にはチボリ問題に関心の高い市民135人が出席しました。倉敷市の伊東香織市長はチボリ公園閉園後の跡地利用についてできる限り緑を残したいと、園内の用水沿いに延長306mの緑地帯を整備する案などを説明しました。また、アンデルセンホールやカルケバレン劇場は予算面からそのまま残すのは難しいことを説明しました。出席した市民からは「緑も大切だが文化発表ができるホールも残すべきだ」といった声をはじめ「地主のクラボウに土地を寄付してもらうように積極的に働きかけてほしい」などの意見が多く出されました。伊東市長は早い時期にクラボウと跡地利用に関する交渉をし、進展があるたびに市民説明会を開いて市民の意見を反映させたいとしています。KCTでは、このポストチボリ市民説明会の模様は9日(火)の午後7時からと13日(土)、14日(日)の午後1時から全編放送します。 児童対象に誘拐被害防止教室(倉敷市)
倉敷市立呉妹小学校で、全校児童を対象にした誘拐被害に遭わないための防犯教室が開かれました。 防犯教室は、冬休みを前に子どもたち自身が不審者から身を守る意識を高められるよう玉島警察署の協力で開かれたものです。体育館には、全校児童138人が集まり、防犯連合会の職員や警察スクールサポーターなどが不審者や子どもに扮した寸劇を鑑賞しました。寸劇では、知らない人に声をかけられても一定の距離を置いてあまり近づかないことや不審者が車に乗っている場合は、車が進む方向の反対側へ逃げることなどが紹介されました。このあと、代表児童によって大声で助けを呼びながら不審者から逃げる練習も行われ子どもたちは、あらためて、「命の大切さ」や「自分の身は自分で守る」ことの重要性を学んでいました。さらに、※行かない※乗らない※大声をあげる※すぐに逃げる※知らせるッの5か条からなる誘拐被害防止の合言葉「イカのおすし」のダンスを全員で踊り、全身で「イカのおすし」を5か条を覚えました。 ジョブ・カード制度普及へ説明会(総社市)
国が進める求職者と求人企業間の雇用促進を図るための制度「ジョブカード制度」の普及を図ろうと、総社市で初めての説明会が開かれました。 説明会には、総社市をはじめ、井原市や高梁市などから企業の人事担当者ら35人が参加しました。「ジョブ・カード制度」は、国の職業能力・資格証明制度で、フリーターや子育てを終えた女性など正社員の経験が少ない人を対象に、企業実習と職業訓練講座を通して職業能力を向上させ、正規雇用への道を開くものです。企業側にもメリットが大きく、各企業のニーズに応じた職業訓練を行い、実習の結果から即戦力となる人材が確保しやすくなることや、国からのキャリア形成促進助成金を活用することで、採用や企業研修にかかるコスト負担が軽減できる点など、特に人材不足に苦慮している中小企業には有効な制度となっています。説明会では、岡山県地域ジョブカードセンターの担当者から制度の仕組みが説明され、参加した企業の人事担当者らは、熱心に耳を傾けていました。 くらしきエネルギー体験講座(倉敷市)
エネルギーの大切さを学んでもらおうとくらしきエネルギー体験講座が6日、倉敷芸術科学大学で開かれました。 この体験講座はエネルギー環境教育の一環として初めて開かれました。小、中学生やその保護者、学校関係者などおよそ20人が参加し、「古代たたら」を使った鉄作りを実演を通して学びました。講師には日本刀研究家の川相勝さんが招かれ、レンガで造った「たたら」で炭を燃やし、その中に団子状にした砂鉄を入れて鉄を作りました。参加者たちは川相さんらから説明を受け、メモを取るなどしながら作業を見守りました。この体験講座は倉敷芸術科学大学を中心に山陽地域の学校関係者や環境保全に取り組んでいる企業などで組織する「山陽地域エネルギー環境教育研究会」が開いたもので、持続可能な社会にするための人材育成を目指しています。この日は風が強く大変寒い一日で鉄作りには厳しい環境でしたが、およそ2時間後に鉄の塊を取り出すことに成功しました。鉄の塊はおよそ1kg。使った炭は20kgあまりで、参加者たちは鉄づくりの大変さを感じていました。研究会では今後も体験講座や学校への出張講座を定期的に開催していくことにしています。 新鮮野菜を販売 みやまトラック市にぎわう(玉野市)
玉野市内の農家がトラックいっぱいの野菜や果物を特価で販売するみどりの館みやまの名物イベント、トラック市が開かれました。 玉野市のみどりの館みやまには27台の軽四トラックが並び採れたてのダイコンやハクサイなど旬の野菜が販売されました。トラック市はみどりの館みやまの青果直売所に商品を卸している農家が、消費者に感謝の気持ちをこめて年に一度開いています。野菜や果物のほか、加工品など品揃えも豊富で毎回、大勢の買い物客でにぎわいます。今年もおよそ5000人が訪れ新鮮な野菜などを次々に買い求めていました。トラック市に合わせて玉野商業高校の生徒たちが考案したお菓子の販売も行われました。玉野市特産のムラサキイモを使った餡餅やロールケーキ、クッキー、それにパイの4種類で、餡餅とロールケーキは商品の企画とパッケージのデザインを生徒が担当し玉野市内の和菓子店と共同で開発しました。イベントの時にしか販売されない限定商品とあって人気を集めていました。このほか会場では新鮮な魚介類が入った海鮮汁が無料で振る舞われ大勢が列を作りました。みどりの館みやまでは地元産の野菜や果物の販売に力を入れて取り組み地産地消を推進したいとしています。 ヒマラヤザクラ咲き始め(倉敷市)
さて、倉敷市の足高山公園では、寒い時期に咲く珍しいサクラ「ヒマラヤザクラ」が咲き始めました。 足高山公園休養広場のヒマラヤザクラです。名前の通りヒマラヤ原産のサクラで寒い時期に花を咲かせます。足高神社神職の井上勝子さんによると、去年より3日ほど早い開花ということです。ヒマラヤザクラは他の植物に比べ汚れた空気をきれいにする性質が強いとのことで、倉敷市が平成7年に国道2号の排気ガス浄化のために13本を植樹しました。しかし、猛暑の時期に木が弱り現在では花を咲かせる木は3本ほどになりました。ここ数日、寒い日が続き、一気に花が開き淡いピンクの花30輪ほどが風に揺られていますが全体では3分咲きといったところです。このヒマラヤザクラは来週あたりが一番の見ごろで年内いっぱい楽しめるということです。 ラグビートップ九州 三菱自動車水島がAリーグ昇格(倉敷市)
ラグビー・トップ九州Bリーグ2位の三菱自動車水島は6日、Aリーグ入れ替え戦に臨み、劇的な逆転勝ちでAリーグ昇格を決めました。 三菱自動車水島は、Aリーグ5位の東芝大分に前半3つのトライを許し我慢の展開です。三菱は、後半2つのトライを決め追い上げますが、そのままロスタイムへと突入します。最後には、選手たちの諦めない気持ちが劇的な逆転のトライを生みます。ラックから左に展開、これが残りワンプレイ。WTB坂東が相手をステップでかわしゴール左スミにトライ。三菱自動車水島は、劣勢を跳ね返しての逆転勝ち来季からのAリーグ昇格を決めました。三菱自動車水島の入れ替え戦の模様は、14日(日)9:00ー 15:00ー 20:00ーのKCTスペシャルで放送します。 酒津焼と油絵の夫婦展(倉敷市)
倉敷市水島西常盤町の百十四銀行水島支店で、酒津焼と油絵のロビー展が開かれています。 作品展を開いたのは、倉敷市北畝の桐野 宏司さんと奥さんの則子さんです。会場には宏司さんが制作した酒津焼の壷や花器などおよそ100点と、則子さんが描いた静物画や風景画など6点が展示されています。宏司さんは、16年前から酒津焼の岡本 研作さんの指導を受けていて、今では4年連続で県展に入選するほどのレベルの高い作品を制作しています。なかでも、こちらの作品は今年初めて取り組んだ大皿です。直径が60cmほどもある大作で、ダイナミックなデザインがひときわ目を引いています。桐野宏司さんと則子さんの夫婦展は、12日(金)まで倉敷市水島西常盤町の百十四銀行水島支店で開かれています。 (最終更新 12/08-17:47) |