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関西の主な民放テレビ局中間決算、ほとんどが赤字に

2008年12月3日

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 関西の主な民放テレビ局5社の08年9月中間決算が3日出そろった。企業収益の悪化を受け、番組の合間に流す「スポットCM」などによる広告収入が落ち込み、テレビ大阪を除く4社が営業損益、純損益ともに赤字に転落した。

 毎日放送は、電機や薬品などの広告収入は前年を上回ったものの、他の落ち込みが大きく、赤字決算に。テレビ大阪は、連結ベースではイベント運営の子会社が好調で黒字だったが、単体では、スポットCMが前年同期より9%減るなどし、2期連続の営業赤字、純損失となった。通期予想は公表していないが、「10月以降も広告収入の厳しい状況は続く」とみている。

 朝日放送はスポットCMが前年同期より1割減。新社屋移転に伴う費用などで2億円の特別損失も計上し、連結決算導入以来、初の純損失に転落した。関西テレビ放送は、07年1月の「発掘!あるある大事典2」捏造(ねつぞう)問題の発覚で落ち込んだ広告収入が回復しなかった。通期も営業赤字になる見込みだ。

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