運動連鎖アプローチ研究会〜活動報告〜

リハビリテーションに携わる理学療法士のための研究会活動を掲載しています。2007年末に運動連鎖アプローチ研究所を開設しました。手探り状態ですが、次代の理学療法士のあり方を模索していきたいと思います。

新潟紀行

〜道場生小関クンとの新潟紀行〜

 カイロプラクティック東京勉強会〜運動連鎖道場〜そして翌日朝5時過ぎから新潟にトレーナー活動スタート〜この三日間ははっきりいってハードです。新潟に旅立つ時点で少しグロッキー気味です。
しかしながら必要としている選手たちが待っています。頑張らないといけません。今回は一期生の小関クンをともなっての新潟紀行となりました。後で判明したことですが、小関クンはペーパードライバーということで、結局私は行き帰りの8時間あまりを日帰りで運転でした。しかし話し相手がいるだけでも大分違いますね〜一人では生きていけないし、多くの人に支えながらでないとパワーがでないんですね人間は・・・持ちつ持たれつです。

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選手と一緒にピラティスをやる小関クン

新潟の高校女子バレー部には、それこそ15年来の監督さんとのお付き合いがあります。当時からいろんな臨床談義をさせていただき、また動きづくりを練習に取り入れているという点では一律の長があると思います。ピラティスもいつかの報告でさせていただきましたが群馬で合同合宿時にインストラクターPT川原さんよりレクチャーさせていただいたら、早速練習前にビデオを流しながら取り入れていました。既に定年を迎えている年齢において、さらに貪欲にいいものを取り入れていこうという姿勢は見習うべきものがあります。また現在、運動連鎖道場第四期生には新潟から参加していただいている道場生がおり、午前中だけでしたが車を飛ばして見学に来られました。ぜひ、今後は地元新潟のセラピストがスポーツ現場でドンドン活躍していただきたいと思います。

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肩関節の障害選手に対して、スパイク時の腕の軌道イメージが実際と自覚的な相違があったため、インソールにて姿勢バンラスを改善させることでイメージの是正を促すことを目的とした。

さて、群馬でも一期生芹沢クンにインソールを作成してもらいましたが、今回も小関クンにインソールを作成しもらいました。感想としてやはりグラインダーを使わない簡便性と即効性を実感したようです。芹沢さんが作成したインソールを入れた選手のその後もみて、少し手直ししておきましたが、十分効果は持続していました。
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小関クン作のインソール。見た目は単純ですが、姿勢矯正効果はバッチシでした。

また今回はバレーボールではありませんが、新潟国体の代表選手候補の器械体操選手も来られみさせていただきました。慢性的な腰痛で数か月間満足に練習ができていないとのことでした。原因は、腸腰筋の過緊張による体幹の固定と、股関節周囲の運動時の過緊張が原因でした。シドニーオリンピック時にも器械体操選手をみていたので、とても懐かしく思いました。バレーボールから体操では全く身体の機能が違いますので、いろいろな競技選手を一度にみるとモードがすぐに変わりにくいものです。あとは長距離移動即治療モードへの転換の難しさを感じました。また改めて運動連鎖アプローチが世間には必要であることを実感しながら帰途につきした。



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