派遣先の店長に「お前、髪の色直して来いよ」と
脅すように言われたため髪の色を暗めに落とそうと思ったが、
「いや、黒より栗色が良いな」などと小癪なことをしようと思い、
自分でもう一度染め直しをしたところ見事な赤髪になってしまい、
アカガミのまま出社して職場のみんなに勘違いされて
出兵されても困るので真っ黒にしたDjinnですこんばんは。
今日あるファイル共有ソフトでデータのバックアップをしていたら、
不思議なインスタントメールが入ってきた。
「明日までに必要なので交換お願いします。」
ほう、大事なファイルを無くしてしまったんだなと思い、
相手の欲しがっているファイルを見ると
「お宝 インリンの野球拳(スカートから脱ぎだし、Tバックでエロ過ぎ).mpg」
だった。
明日までに必要。
ふんふん、インリンの野球拳が明日までに必要、ね……。
……はい、ウソ!
と思わないでもなかったが、何があるか分からない。
失礼になってはいけないので一応質問をしてみることにする。
「明日までにインリンが必要な理由はなんですか?
聞かせてくれたらタダで上げます。」
えー。
多少質問が「お前、絶対嘘だろ」的になってしまったのはしょうがないとして、
相手の答えも期待に沿ったナイスな回答だった。
「実は、明日、社員旅行があって、そこで、野球拳をやるんですが、
音楽がなくて、探しているのです。
インリンじゃなくて、野球拳のテーマ曲が欲しいです。」
……はい、完璧ウソ!
あまりにも素敵な回答だったので、もうその後のことはどうでも良くなったのですが
一応こちらの返答はこうでした。
「そうですか……
HPのネタになると思ってちょっと面白い答えを期待したのですが、残念です。
では、どうぞお持ち下さい。」
今思えば、おれは完璧になめきった態度だったようだ。
ごめんしゃい、インリンの人。