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2008年12月8日(月) 19:15 |
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WTOへの対応求め農業関係者が集会
WTO(世界貿易機関)で貿易自由化ルールの年内合意に向けた交渉が進んでいます。農産物の輸入で日本の農業に深刻な打撃を与えないよう、国に対応を求める緊急集会が岡山市で開かれました。
岡山市で開かれた集会には、JA岡山中央会などから農業関係者150人が出席しました。 集会では農産物関税の大幅な引き下げに繋がる上限関税の阻止や、例外的な税率の設定が認められる重要品目の確保などを国に強く求めていく特別決議を採択しました。 WTOの交渉がこのまま進むと、重要品目に指定できる農産物は原則で全品目の4%に抑えられる見込みで、8%弱の高関税品目を抱える日本では、国内農業に大きな影響が予想されます。日本は農業分野で一層の自由化を迫られており、農業関係者は食料自給率の低下に繋がるなどとして反発しています。
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