2008年12月9日 10時59分更新
8日、岡山市で住宅1棟が全焼し、近くの住宅5棟の一部が焼けた火事で、警察は全焼した家に住む66歳の女を放火の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは岡山市東畦の無職、小田久仁代容疑者(66)です。
警察の調べによりますと、小田容疑者は8日午後4時半ごろ、木造2階建ての自宅の1階の部屋に灯油をまいて火をつけたとして放火の疑いがもたれています。
この火事では、小田容疑者の自宅が全焼したほか、近くの住宅5棟の建物の一部が焼けましたが、けが人などはありませんでした。
小田容疑者は火事のあと行方がわからなくなっていましたが、およそ2時間後に現場に戻ってきたため警察が事情を聞いたところ、放火したことを認めたことからその場で逮捕しました。
調べに対し小田容疑者は「死にたくなって火をつけた」と供述しているということです。
警察は小田容疑者をさらに追及して、犯行当時の状況や動機などについてくわしく調べることにしています。