岡山放送局

2008年12月9日 10時59分更新

住宅全焼 子ども2人の遺体


8日夜、岡山県倉敷市で住宅一棟が全焼する火事があり、焼け跡から子ども2人の遺体がみつかりました。

警察は、亡くなったのはこの家に住む6歳と4歳の姉妹とみて身元の確認を急いでいます。

8日午後10時20分ごろ、倉敷市児島稗田町の無職、鷺原龍彦さん(65)の住宅から火が出ました。
この火事で木造モルタル2階建ての住宅1棟、およそ226平方メートルが全焼し、焼け跡の2階部分から子ども2人の遺体が見つかりました。

火事のあと、鷺原さんの孫でこの家に住む小学1年生の橋本実佑ちゃん(6歳)と保育園児の羽那ちゃん(4歳)の2人の姉妹の行方がわからなくなっていることから、警察は亡くなったのはこの2人とみて身元の確認を急いでいます。

また、姉妹の父親の橋本博之さん(41)が逃げる際に、腰や腕の骨を折る大けがをしたほか、橋本さんの10歳の長男も足に軽いけがをしました。

警察の調べによりますと、この家には、鷺原さん夫婦と子や孫のあわせて9人が住んでいて、行方がわからなくなっている姉妹は出火当時2階の寝室で寝ていたということです。

警察と消防で火事の原因を調べています。