年末商戦を迎え、大手家電量販店各社がポイント割引を大幅拡充している。ヤマダ電機は薄型テレビなどで購入額の3割弱と過去最高水準のポイントを還元し、エディオンも最大5万円と高額のポイントを渡す。消費低迷で家電販売への逆風が強まるなか、割安感を訴えて顧客を引き付ける。

　受け取るポイントは商品や店、日時ごとに違うが同じチェーンの店で現金代わりに使え、実質的な値引きに当たる。価格競争の激しい薄型テレビやブルーレイ・レコーダーなどデジタル家電で大幅な値引きが目立つ。(08:23)