山陽新聞の紙面刷新に伴い、わが津山支社エリアでは津山市民、美作、真庭圏版を統合、十日付朝刊から見開き「作州ワイド版」にリニューアルします。従来の右カラー面とモノクロの左面「となり町」を、カラーの見開き面に統一します。
新製作システムによる美しい活字、カラー印刷を生かして、「作州」全域のホットなニュースや話題、情報を盛り込み、紙面をぐんと魅力アップしよう―と、「作州」を担当する津山支社、勝英、真庭、福渡支局の記者と一緒に、張り切って準備を進めています。
その一つとして先日、三エリアから各一人、仕事、まちづくりの両面で活躍している読者を招き、座談会を持ちました。より読者に喜ばれ、地域活性化に貢献できる紙面にするためのヒントをいただくとともに、座談会の内容を記事化し、「リニューアル」に込めたわれわれの思いを読者に発信したい、と企画しました。
主なテーマは「作州の魅力をどう磨いていくか」。一極集中、都市集中の流れの中、豊かな自然、美しい四季の景観、農林産物、独自の民俗風習―など、都市部にない優れた宝をどう守り、育て、生かしていくか。農業、菓子製造販売、観光に携わる三人の男女が地域での取り組みも踏まえ、熱っぽくふるさとへの思いや意見、提言を語ってくれました。
過疎や少子高齢化が進み、強まる不況風に苦しんでいる作州ですが、三人の言葉を聞いて元気や希望が沸いてきました。座談会の概要と三人からのメッセージは新紙面で掲載します。お楽しみに。
(津山支社・井谷進)