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今季無冠に終わった浦和FWエジミウソン(26)が8日、来季も残留することを明言した。「カタール移籍はしない。来年も浦和でプレーする。1月9日に帰ってくるよ」この日のブラジル帰国前、荷物整理に立ち寄った大原グラウンドで笑顔。来年1月12日のチーム始動に合わせた来日便も抑え、来季を心待ちにした。
巻き返しを狙う赤い悪魔には、ある意味で悲報だ。今季新潟から移籍金ゼロで加入。リーグ戦31試合で11得点を決めたが、周囲との連係不全が際立ち、勝負所の決定力も乏しかった。残り2年で年俸2億円の大型契約が残っており、強化部は水面下で、この“不良債権”の売却と、今季21ゴールの得点王、鹿島FWマルキーニョス(32)獲得に動いていた。
マルキーニョスも「ガンバとレッズから話があった」と認めたが、浦和幹部は「マルキーニョス獲得はエジミウソン売却が前提条件だった。だが、エジ自身はレッズで非常に満足している。カタール移籍の希望もない。だから、(マルキ獲りは)不可能になった」とため息。強化費大幅ダウンで厳冬。エジ砲蘇生(そせい)が強豪復活の鍵となる。
◆三都主大幅減俸 ○…右足付け根の故障で今季の出場時間が15分に終わったMF三都主が、大幅減俸にがく然。大原グラウンドでリハビリ後、今季の年俸1億円(推定)の半減以下の提示に「ショックだった。けがをしている自分ではなく、普通の自分を評価してほしい。あとは代理人に任せる」と非情な現実を嘆いた。
(2008年12月9日06時02分 スポーツ報知)
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