18日の試合後に発表された坂田健史のWBA世界フライ級王座挑戦だが、その会見が本日改めて協栄ジムで行われた。金平会長が「坂田はパーラに骨折させられてからずっとリベンジを考えていたはず。我々は死に物狂いで獲りに行く」といえば、坂田も「前回戦って、無敗は無敵じゃないと自分の感覚として分かった。世界は手が届くところにある。ボクサー人生のすべてをかけて絶対に勝ちます」と抱負を述べている。 試合は9月19日、後楽園ホールで。チケット(5万円、3万円、2万円、1万2千円、7千円、5千円)は8月5日に各プレイガイドで発売される。協栄ジム(03-3205-3838)では1日から先行発売。
この会見後、東洋太平洋王座挑戦を控える亀田興毅がスパーを開始。WBC世界S・フライ級1位ホセ・ナバーロと4ラウンドにわたってグローブを交えた。キャリア、地位とも格上相手だが、「やる時はやる男」亀田は好スパーを展開。距離が空くとナバーロのショートに手数を封じられたものの、「マイ・ブーム」という右ボディーでナバーロをコーナーに追い詰めたり、左クロスを打ち込んだりと大奮闘を見せた。「まだ体が動いていない」という亀田だが「徐々に追い詰めていくよぉ」と怪気炎。父・史郎さんも「興毅はやっぱりやりよる」と満足げだった。 ナバーロは「いいファイター。若いので学ぶところはあるが」とコメント。しかし、亀田とのツーショットをやんわり断ったところを見ると、プライドを少々傷つけられるほど手を焼いた?
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