坂田は渋い負傷判定勝ち

2006年05月16日08時10分
坂田は渋い負傷判定勝ち

15日夜後楽園ホールで行われたメインの10回戦で、WBA世界フライ級3位の坂田健史(協栄)は日本同級5位・吉田健司(笹崎)に6回2分27秒負傷判定勝ちした。途中までのスコアは58ー59、59ー57、60ー55のスプリット。2回に偶然のバッティングで吉田が左眉を負傷し6回に続行不可能と判断された。スイッチを交えるなど変則的な動きの吉田を捕まえきれず、物足りない内容の坂田陣営は渋い表情。これで27勝12KO3敗1分となった。 セミでは日本S・フェザー級7位の松崎博保(協栄)がトム長岡(花形)から2度ダウンを奪って8回2分41秒TKO勝ち。またこの日は元東洋太平洋Lフライ級王者・山口真吾(渡嘉敷)が新鋭の山口伸一(F・I)と約9ヵ月ぶりの再起戦に臨み8回3-0判定勝ちした。初回にダウンを奪われたものの挽回、最終回に倒しかえしている。山口は現日本同級6位。