TBSが来年4月からの18〜20時の番組改革を発表して、TV業界に激震が走っている。
新たに始まる番組よりも関心が高いのは、番組が終了することでリストラされる19〜20時の局アナ以外の司会者のことだ。中でも、大打撃を受けるのは関口宏。
関口は月曜の「東京フレンドパークII」を担当。「フレンドパーク」は週間視聴率の上位にランクされたこともあり、これまでTBSを牽引してきた番組でもある。かつての勢いはないが、それでも今も12%前後をキープしている。それが終了するのだから痛手だ。
それだけではない。今秋スタートの同じTBSの21時「水曜ノンフィクション」は視聴率が5%を切るほど低迷、こちらもいずれ打ち切りが濃厚。関口は一挙に2番組を失う可能性大。
厳しい年の瀬といえるだろう。
(日刊ゲンダイ2008年12月5日掲載)