̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄2008.12.03 No.395 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〜 一足早くクリスマス
プレゼント 〜
サッポーより感謝を込めて:下段(〜12/20)
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■■ 夏用・冬用・○○用化粧品‥ボトルネック発見4 ■■
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サッポーです。
夏に冬服を着る人はいないし、冬に夏服を着る人も‥まぁーいませ
んね。夏は夏用、冬は冬用の衣類があり、着てる人も見る人もそれが
良いと思い、違和感がありません。
これと同じ感覚でしょうか?暑くてべたつきやすい夏はスキンケア
製品を一新し、夏用に切り替える。冬は冬用に..。このようにされる
方が一定割合でいます。判りやすいですね。だって化粧品は衣服のよ
うな役割もしているのですから..当然でしょうか?
ところが○○用は、夏用・冬用だけではありません。ニキビ肌用、
シミ・しわ用、脂性肌用、乾性肌用、
敏感肌用・・等々、様々な○○
用があります。
こんなのもありますよ。
30代からの肌に‥、インナードライな肌に‥、アンチエイジング
には‥、
リフトアップに‥等々、もう何でもありです。まだまだあり
ます。目立つ毛穴に‥、角栓に、硬くなったゴワゴワ肌に、赤みのあ
る肌に‥‥等々、きっと悩みの数だけあるのに違いありません。
さて、私の肌は何を選べばよいのでしょう?
優先順位があるのかしら?
それとも大きな悩み順に片っ端に試していけばいいの?
ニキビとのつきあいは長いし、シミもある。インナードライなのか
、脂性肌でもあるし、乾性肌でもある。気になる
たるみだって‥‥、
30代の盛りなんだけど、こんな“私の肌用”はないの?などと言っ
てみたくもなる。
考えると何がよいのか判らなくなってしまうのだけど、例えば、ニ
キビとのつきあいがある時に、「このニキビ肌用がいいですよ。なぜ
なら‥」などといわれたら、「それはそうね....。」と素直に同意し
ている自分がいます。
でもですねー。この○○用、○○専用というのは、ボトルネックの
宝庫なのです。宝庫ではなく温床と言うべきかもしれませんが(^_^;)
なぜ?って、間違ったケアを次々と生み出す種を宿すからです。
見てまいりましょう。
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■ 肌の状態に合わせたケア‥‥は○?それとも×?
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※ 夏は肌がべたつくから、さっぱりした仕上がりのケアがよい。
※ 冬はかさつきやすいから、
保湿力のあるしっとりさせるケア。
※ よくできるニキビは皮脂が原因、油性化粧品などもってのほか。
※ ニキビの炎症はアクネ菌が原因、菌の増殖できないものがいい。
※ シミは
メラニン色素の黒さ、
美白製品が良いに決まってる。
※ とにかく過敏な肌だから、肌が反応しない化粧品が一番!
※ 毛穴が目立つ肌は角栓に黒ずみ、皮脂詰まり‥取れるのがよい。
※ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
※ ‥‥‥‥‥
挙げていけばきりがないくらい、様々な間違いではない肌の状態に
合わせた理由がついています。これらは当然の如く○でしょうか?そ
れとも意外なことに×でしょうか?
真実を言いますと、○でも×でもない、△なのです。厳しい目で採
点すると全部×なのです。「えー?そんな・・(>_<)(^^;)」と言いた
くなりますね。ちょっと意地悪なトリックを仕掛けておりました。
「肌の状態に合わせたケア‥」という抽象的な言葉は、サッポーも
便利でよく使いますが(^_^;)、この問いかけが諸悪の根元です。
まず“状態”という言葉は範囲が定かではありません。
そして“合わす”という言葉が無責任です。どのように合わすかの
方向が明示されていません。
するとどうなるか?
理由や説明が論理的でありさえすれば、正しく聞こえてしまうので
す。筋の通った正論として考える回路に組み込まれてしまうのです。
でも、もしそれが間違いに繋がる論理であったら?‥健康な肌作りや
美肌作りのネックを作っていくことは間違いありません。
論理は成長し膨らんでいくから、ボトルネックの宝庫、いえ、温床
となって行くのです。
正しい問いかけ・視点に言い直します m(_ _)m
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■ 肌の育ち度状態に応じ、肌が育つことに目標を合わせたケア
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このような視点で問いかけるべきだったのですね。はい、それでは
、上に挙げた項目について、簡単な検証をしていきましょう。
「サッポー美肌塾」肌が育つケアの復習・応用編です。
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■ もっともらしい論理から、ボトルネックを焙り出す!
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※ 夏は肌がべたつくから、さっぱりした仕上がりのケアがよい
※ 冬はかさつきやすいから、保湿力のあるしっとりさせるケア
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夏の場合を検証してみましょう。何も問題がなさそうです。
しかしこの論理の延長上の世界はいかがでしょうか?まずどうし
てべたつくのか?汗が多い季節だから、皮脂が多い時だからべたつ
く場合もあるでしょう。しかし肌の細胞一つひとつが未熟だから、
過剰な汗、過剰な皮脂分泌を招いている場合もあります。むしろこ
の方が多いでしょうね。
もしそうであるなら、ケアはさっぱりではなく、未熟な肌の守り
を強くする方向で考えるべきです。肌の育ち度が上がると、汗や皮
脂の過敏・過剰な分泌はなくなってきます。夏でもあまりべたつか
ない肌に育っていくのです。
視点を変えると、私達が活動する現代は、昔と違い一年を通じ乾
燥する空間で過ごす時間が長くなった時代といえます。一歩外へ出
ると、昔と季節はそんなに変わりませんが、肌にとっては夏におい
ても乾燥を意識したケアが求められるようになっています。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
※ よくできるニキビは皮脂が原因、油性化粧品などもってのほか。
==============================================================
皮脂が詰まったものをニキビというのですから、皮脂が原因だと
言えなくはありません。皮脂の仲間である油脂を含む化粧品だって
原因に違いない‥と想像したくなる気持ちはよく理解できます。
でもなぜ皮脂が詰まるのでしょうか?
皮脂が多くても詰まらない肌もあるのに‥?
ニキビの真の原因は、皮脂が詰まる肌にあります。皮脂が詰まる
ことのできない肌になればいいわけです。よく育った細胞が作る肌
です。肌細胞がよく育つ環境作りに油性化粧品は欠かせません。
この場合、論理に誤った知識が入り込んでいました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
※ ニキビの炎症はアクネ菌が原因、菌が増殖できないものがいい。
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アクネ菌増殖に伴う代謝物に肌が炎症反応を起こします。原因が
アクネ菌にあることは事実ですが、アクネ菌は肌に住む常在菌の一
つ。普段は肌防衛隊の一員として役だっている菌です。
下手に防衛隊の一角をやっつけ過ぎて布陣が崩れたら雑菌の侵入
が容易になり、炎症反応を起こしやすい状態が常になります。そも
そもアクネ菌が増殖したのは毛穴に皮脂が貯まり過ぎるからです。
皮脂が貯まらない肌、詰まらない肌をゴールにしないといけません。
つまり、よく育った細胞が作る毛穴がゴールです。皮脂がいくら
多くても毛穴の皮脂は増えません。ニキビも出来ず、炎症にもなり
ません。アクネ菌は味方だからです。
もちろん毛穴が目立つようなこともなくなります。
緊急の一時しのぎに利用しても良い考えですが、継続的なケアに
取り入れたらリスキーですね。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
※ シミはメラニン色素の黒さ、美白製品が良いに決まってる。
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メラニンの黒い色素がシミの構成要素であることは事実です。
美白製品でシミが薄くなることも事実です。
しかしシミが美白製品で解消することはありません。使用をやめ
たらまた元通りのシミに戻ります。
美白剤は、メラノサイトの活動にブレーキをかけて邪魔するか、
メラノサイトが作り出したメラニンを無色化して黒さを減衰させる
ように働くだけです。美白製品の使用をやめたら元に戻るのはこの
ようなカラクリだからです。
美白剤が働くには、肌のバリアー層を超えてメラノサイトのある
ところまで入り込む必要があります。肌の機嫌が悪いと、美白剤に
肌が反応しているケースがあり、新たなシミを作る多くの原因にな
っています。美しく哀しい誤解が招くトラブルです。
メラニンを作っているメラノサイトは何も好き好んでメラニンを
異常増産しているわけではありません。肌にとって必要だと判断し
たから、毎日せっせとメラニンを作っているのです。。
バリアー層が何者をも通さない時、肌は守られ、安定し、健康と
美しさが育っていきます。真にシミが消えるのは、メラノサイトが
メラニンの異常増産をやめて良いと判断した時です。肌にこのよう
な判断を迫る方法‥この方法はここでは割愛します。
シミ解消に役立つ製品だと錯覚させる魅力があるのでしょうね。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
※ とにかく過敏な肌だから、肌が反応しない化粧品が一番!
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過敏な肌とは、バリアー能が低下した肌です。角質層のバリアー
力が落ちているのです。使用する化粧品の成分がバリアー層を通過
して生きた表皮細胞層に侵入し、肌が反応することがベースにある
基本的な問題です。
生きた細胞組織にとってはどんなに良い化粧品成分も異物です。
生体としての防御反応(免疫反応・炎症反応)を起こします。この対
処法には二つの方向があります。
一つは敏感肌用のアイテムを使用し、肌の反応が起きないことに
ポイントを置く方法。もう一つは、細胞の育ち度を上げ、バリアー
能を強化する方向です。敏感な肌から脱出できるか出来ないかの違
いがあります。
サッポーはもちろん脱出を狙った後者をお薦めしますが、それは
リスクと戦いながらの「肌が育つケア」となることを知っておく必
要があります。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
※ 毛穴が目立つ肌は角栓に黒ずみ、皮脂詰まり‥取れるのがよい。
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毛穴が黒ずんだり、皮脂詰まりを起こしたり、角栓が出来るよう
になると、どうしても見映えが良くありません。感触だって悪くな
ります。ついつい、取り除くことが正義であると思いたくなります
し、毛穴が目立つのもこれらが原因だと決めつけると、論理的にす
っきりし落ち着きます。
さらに都合の悪いことに、これらを取り除くと肌はきれいに見え
、良くなったように実感できるのです。しかしまた同じことが起こ
ります。繰り返す内に状況は次第にひどくなっていくのが普通です。
角栓・黒ずみ・皮脂詰まりが取れるだけでなく、必要以上に
角質 の剥がれを伴っているからです。送り出されてくる角質が次第に未
熟化したものになるからです。表皮細胞の育つ時間が奪われている
からです。つまり肌が育たないケアになっているのです。
これらの改善は、細胞一つひとつの育ち度が上がっていくことに
よってのみ解消されることばかりです。本当に肌に合ったケアとは
、角栓・黒ずみ・皮脂詰まりを取り除くことではなく、肌が育ち度
を上げていくケアであるわけです。
いかがでしたか?
今日のサッポー美肌塾は○○用・○○専用の化粧品にかこつけて、
肌に合ったケア、肌状態に合わせたケアとはいったいなんだろうと例
を挙げて実態を検証してみました。
結果、日頃使っている言葉にも、素直に捉えるだけでは、肌が育つ
ボトルネックとなるケアを生み出していく恐れのあることが判ったよ
うに思います。
肌に合ったスキンケアを考える時、いつも、
┌─────────────────────────────┐
│■ 肌の育ち度状態に応じ、肌が育つことに目標を合わせたケア │
└─────────────────────────────┘
になっているか、この視点で
チェックする習慣をもつことが将来の
美肌を保証するように結論されます。
読者の皆様の肌に合ったケア‥‥もう一度見直してみましょう。
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読者の皆さま。今日の美肌塾はいかがでしたか。
美肌が育つサッポーのスキンケア、一つひとつ手に入れてください。
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のようです。化粧品の選択に誤りがあるのか、スキンケアの方法、肌管理の方
法に問題があるのか・・・、肌が育つケア、まず知識を深めていきましょう。
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