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台湾・国民党主席が石原知事と会談 親日姿勢強調
来日中の台湾与党・国民党の呉伯雄主席が8日、東京都庁を訪れ、石原慎太郎知事と面会した。
呉主席は「両国間の関係を促進し誤解を解いていきたい」とあいさつ。石原知事は「(台湾は)日本にとって大事な国」と述べた。会談は冒頭だけ公開された。
国会議員時代から“親台派”で知られる石原知事だが、馬英九政権の対中国政策には不信感を抱いており、呉主席は会談の中で現政権の「親日姿勢」を強調したとみられる。
台湾では5月に政権が交代し、国民党が8年ぶりに与党に返り咲いたが、日本国内では一部に馬英九総統の政治姿勢を「反日的」と受け止めている向きもある。
呉主席はこれまで「馬総統は知日派だ」と主張し、出発前の台北では「馬総統が掲げる『日台は特別なパートナー』との考えを日本側に伝えたい」と表明している。