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2008/12/08 11:55 KST
京畿道、日本から3億5千万ドル資本誘致の見通し


【水原8日聯合】京畿道が日本の企業から3億4900万ドルの資本を誘致する見通しだ。金文洙(キム・ムンス)知事を団長とする京畿道投資誘致団が8日から外資誘致のため2日間の日程で日本を訪問する。

 訪日中は、TFT−LCD(薄膜トランジスタ方式液晶ディスプレー)用大型ガラス基板を生産するメーカー、アヴァンストレート(旧NHテクノグラス)と3億ドルの投資に向けた協約を結ぶ予定だ。2005年から現在までに平沢の玄谷団地に2億6000万ドルを投じ、TFT−LCD用大型ガラス生産ラインを設置・起動しているアバンストレートは、今回の投資で生産ラインを増設し、今後さらに7億ドル以上の追加投資を行う計画だと伝えられる。

 道はまた、レーザー加工機器生産メーカーの片岡製作所とも玄谷団地に400万ドルを投じる協約を結ぶほか、TFT−LCD製造メーカーと3000万ドル、半導体製造工程用材料生産メーカーと1500万ドルの投資MOUを締結する予定だ。このほか、自動車部品メーカーと1000万ドル規模の京畿地域投資に向けた個別商談も行う計画。

 京畿道は今回の日本資本誘致が、国内外企業の京畿地域投資誘致に役立つものと見ている。特に、アヴァンストレートの追加投資はTFT−LCD用大型ガラスの安定供給だけでなく、韓国液晶パネル産業の持続的な競争力優位確保にプラスの効果を与えると期待される。