北朝鮮、来秋までに食糧８４万トン不足　国連予測　

　国連食糧農業機関（ＦＡＯ）は８日、ホームページを通じ、北朝鮮で来年１０月までに８３万６０００トンの食糧が不足するとの予測を明らかにした。今年１０月に世界食糧計画（ＷＦＰ）と共同で行った現地調査の結果としている。

　それによると、北朝鮮では来年秋までに４２１万トンの穀物の収穫が見込めるが、これに５０万トン前後の輸入分を加味しても不足となる。北朝鮮人口の約４割に当たる約８７０万人に対する食糧援助が必要だとしている。（共同）