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ゆで上がったタコを従業員が素早く処理 |
師走に入り、浦河町内の水産加工会社は、歳暮用のタコ加工品づくりに大忙しだ。11月から生産量を徐々に増やし、今が最盛期。
小林水産(小林正治社長、荻伏町)の主力商品の一つ「味だこ」。近海で水揚げされたばかりの新鮮なヤナギダコを、従業員たちが試行錯誤で完成させた自作のまき釜に入れて一気にゆで上げる。サクサクとした食感と素材のうま味を引き出し、中元、歳暮シーズンには道内外から大量の注文が入る人気だ。
角貴文製造部長は(33)は「タコは質の良いものを厳選して商品化しており、食感が命なのでチルドのみで販売しています」と話し、朝から慌しく製品づくりに追われている。作業は年末ぎりぎりまで続くという。
味だこは、うめ味、しょうゆ味の2種類(各500c、1260円)。開きホッケやタラコ、明太子なども扱っている。問い合わせは、電話0146(25)2225。