1998年、「モーニング娘。」としてメジャーデビューして以来、アイドルだけでなく、ミュージカル、ドラマ、写真集でも活躍している安倍なつみ。さすがにカラダが資本と考えるだけのことはあり、「なるべく低農薬の食材を使っています」と、料理については人一倍こだわりを持っている。ちょうど新米が登場し、お米のおいしい季節になってきた。お米が大好きという安倍なつみは、「1kgとか2kgとか買って来るんです。料理に合わせてお米を使い分けたりしてます」
料理好きで、普段から作っているとのこと。作る料理は和食が基本。「洋食よりも和食なんですよ。煮物だったり、炒め物だったり。お肉よりも野菜とかお魚料理が多いですね。母親が料理好きだったので、小さなころにそれをまねたり、手伝わせてもらったりしながら、料理を覚えたんです。東京に出てきてからも、電話で聞きながら料理を作ったりしますね。写真を見たり、ネットでレシピを調べたり。素材の味を引き出すために、あまり味付けをしません」
そんな安倍なつみが考えるお米に合う料理は、「お味噌汁。とりあえず基本ですね。空心菜(くうしんさい)も好きですね。タイで食べたことがあったんですが、日本で見つけて、覚えている味でなんとか再現して作ったりしました。おいしくできあがりましたよ」
一押しは野菜の煮込み。「北海道の実家から野菜がよく届くんですよ。それを煮たシンプルな煮物なんですよ」
北海道のおいしさが詰まった根菜煮。ごはんがおいしくなる一品だ。
ワタシが選ぶお米料理
安倍なつみ風 根菜煮
基本は実家から送られてきた野菜をじっくりと煮込んだだけのシンプルなモノ。実家からは、じゃがいもが届くこともあれば、にんじんやインゲンが届くこともあるという。素材の味を生かすために、味付けは使う野菜に合わせて変えているとのこと。塩だったり、ダシだったり。味噌仕立てにすることも。調味料は少なめにするのがコツ。
★ホクレンからの1POINTアドバイス
野菜そのもののおいしさを引き出す根菜煮を、アツアツふっくらなごはんと一緒にほおばり、「和」を堪能するのもまたよし。