神戸放送局

2008年12月8日 18時29分更新

神戸国際大で硫化水素自殺か

8日午後、神戸市の神戸国際大学のトイレで硫化水素を発生させて自殺を図ったものとみられる男子学生が病院に運ばれ、学生と職員あわせて19人が「気分が悪い」などと体調の不良を訴えました。

8日午後3時40分頃、神戸市東灘区の神戸国際大学から「トイレで異臭がする」と消防に通報がありました。
消防が駆けつけたところ4階のトイレの個室で20歳の男子学生1人が倒れているのが見つかり、病院に運ばれました。
また、学生と職員あわせて19人が「気分が悪い」などと体調の不良を訴えこのうち男性の職員2人が病院に運ばれました。
男子学生と2人職員はいずれも命に別状はないということです。
消防が校舎にいた学生およそ100人を避難させトイレを調べたところ、硫化水素が検出されたということです。
警察は男子学生が硫化水素を発生させて自殺を図ったものとみて調べています。