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韓国の科学技術力、OECD加盟国中12位

3年連続変わらず、1位米国の53%水準

 韓国の科学技術力は経済協力開発機構(OECD)加盟国30カ国中12位で、3年連続で順位が変わっていないことが分かった。

 これは、教育科学技術部と韓国科学技術企画評価院が7日に明らかにしたもの。これらよると、資源・環境・ネットワーク・活動・成果の5部門をOECD加盟30カ国と比較した「2008年度科学技術力総合指数(COST2)」で韓国は12位で、3年間同じ順位だったという。

 韓国は31点満点中11.24点を記録、OECD全体の平均である10.09点を上回ったが、1位の米国と比べると53.5%の水準にとどまった。

 部門別にみると、今年の国内総生産(GDP)に対する研究開発(R&D)投資は3.47%で、イスラエルの4.65%、スウェーデンの3.73%に続き3位、科学技術活動部門も3位、R&D投資に対する特許件数などの成果部門も9位と健闘した。

 だが、国際協力や企業間協力といったネットワーク部門は22位、知識財産権保護の水準などに関する環境部門では18位にとどまっている。

イ・ヨンワン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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