Brittys Wake on Wikimedia

加筆祭じゃない。ないんだったら。

• 一定以上のサイズ以下*1のスタブに加筆する
• 条件に合うなら何を選んでもいい。*2
• 複数人での参加も可
• 募集期間を決めて、その間にエントリする。
  • これをどのくらいにするかがひとつポイント。どれで応募するかを決める時間も入れると、2週間は最低欲しい。
• 3wkから6wkくらい執筆期間をおく
• 期間中は基本的にはその人以外は編集しない*3
• 審査員は事前に決めて告知する。
• 審査員の参加は不可。
• 審査員のエントリ記事への編集は不可
• 期間が終わったら、その時点で編集をやめる（審査しやすくするため）
• 出来るだけ早く審査員は「すべての」記事に目を通し、専用メーリングリストまたは irc で会議し、受賞者を決める
• 秀逸な記事の水準に達していること、あるいはそれが ja では難しいようなら、応募した中でもっとも優れた記事が受賞の条件
• 受賞者には賞品が出る。ジンボたそからも。

nl,de,en で実績。賞品は T-shirt がどうだろといったら el に止められました。。

詳しくはかふしまつりを。

■ [meta] report

elian に ja を書いてといわれたので、ja.wp と ja.wq について書く。

elに月間感謝賞って何といわれたので説明するが、まだよくわからないといわれる。「何を表彰するの？ウィキペディアのために一番うちこんだ人(most comitted)？一番難しいことをした人？」

返事を書こうとしたら、「わかった。感謝ね、感謝 :-)」と一人で納得していた。

■ [?D] committed, uncomitted

http://wikipedia.g.hatena.ne.jp/karpa/20041103#p2

ウィキペディアのなかでは特殊な現象なのだが（そして Netnews のような古いコミュニティでも）、コミュニティの運営と参加者が乖離しているという意識があるところでは、起こり得る現象ではないのだろうか。もう少し言えば、運営に参加しないでかつコミュニティの一員であるという意識がなりたつようなところでは。

これは西洋型のコミュニティではまずありえないことだし（というのは原義においてコミュニティは宗教共同体なので）、またしばしば村社会といわれる日本型のコミュニティでも本来はありえないことである（小さい共同体では役割をもたない成員というのはまずありえない：というよりは共同体とはそのような役割を分有する人々によって支えられており、しかもたんなる役割集団でない社会組織だろうから）。その意味で ja.wp にはコミュニティがない、少なくとも成熟したコミュニティがないという時々言われる評は妥当するのだと思う。

もっとも「百科事典を作る」という目的は共有されているようではあり、まったく共同体の基盤になるものが欠落しているというわけではないようだ。月間感謝賞も半年でようやく定着したようでもあるし。

ただ、コミュニティは運営に関わる人が多数いなければなりたたないという意識は大多数の参加者に欠落しているようではある。それが「執筆したいので管理はやらない」という投稿者の存在に代表される ja の特殊性だろう（これは en, de あたりではまず理解されない態度だろう） 。

そしてこれは「名前が出るより作品が残ることを望む」など無名性への希求が一定の共感をもって迎えられる日本文化のひとつの帰結なのだとも思う。少なくともコミットメントをしないことを標榜する人が尊敬されることや、管理に関わる人間より関わらずに執筆する人間のほうが偉いという意見が出ることは他の大きなwpコミュニティではあまりないだろうと思われる（そもそもそのような比較はたぶん意味をなさない、として省みられない）。でないと、50Kを（substubでも）Ant に取らせる、というような空気は逆に出てこないのではないだろうか。項目を書く時間がほしいのはみな同じなのだ。

以下は蛇足。

プロジェクトでアクティヴな人間は、たいていが毎日午前3時までおきて管理関係の仕事をしている、なんてことを誰にでも知っていてもらう必要はないと思うが、だからといってそれが当たり前だと思われるのは心外だ、さらには当然だと思われて「おまえは当然に俺の要求をいますぐに処理するべきだ」なんてのは言語道断だという反発も一方にはある。なのでみんなあるいは私は機械じゃないとircで咆えたり、wikistress4 をさりげなくはって手伝ってくれる人を募集したり、linky に誰かの悪口を覚えさせたり*1、それぞれにうさをはらすのだろう。active な人は多かれ少なかれそういう時期があるのではないかとも思う*2私にしても、ノートページにちょっとした励ましの言葉や画像があるのはやはり嬉しく、褒められることを期待して活動しているのではないにしてもやはりちょっとした賞賛や感謝は嬉しく、そうした心遣いに支えられて活動が続いている、という側面はある*3。もっとも男性陣はあまりこうしたことで感情をあらわにしないような気はするけれど*4。

■ [*.wp] ハロウィン

最近はヨーロッパでも行事となっているハロウィン

• フランス語版
  • 最初背景色が透明でなかったので、速攻で直して再アップロード。ウィキかぼちゃもいい感じ。
• Trick or treat
• Danny はお菓子、Ant は fr　の wiki.png, Grunt は秀逸な記事をくれました。de ではこの冗談はあまり受けなかった。ドイツではまだなじみのない祭りだということでしょう。むしろ1日の諸聖人の日、2日の死者の日（これは日本のお盆のような感じ。墓参の日。もとはカトリックの祭日）のほうがメインなのかな。Ant は冬時間が始まったことをうっかり忘れていて #meeting.wikimedia の開始時刻が夕飯とバッティング。結果30分ほどずらすことに。

■ [wikimania] 開催地

フランクフルトに決定。FaM と書いて Ang や Grunt に通じず。Ang が「フランクフルトはフランクフルトよ :-)」と発言し、誰かに「英語でだけならね」とまぜっかえされる。FaM の Haus des Jugend を使う予定だそうだ。たぶん8月になる。

■ [CPA] アメコミ

http://wikipedia.g.hatena.ne.jp/Quest/20041031#p1

Jimbo を出すよいチャンスだったのにな、と思うのですがどうでしょう。Jimbo & Ang の取り合わせで書き直しを希望。いや、落ちは私が引き受けてもいいですが、その場合は 'phaia のほうがネタとして通用しやすいかもです。

資料はこちら　m:King of Wikipedia