Britty aka User:Aphaia の ウィキメディアプロジェクト回遊日誌
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まだ細かいことが残っているとはいえ峠は越したと判断したので、昨日から jawp にも参加。運営系は手を引く方針なのだが、あいさつ同好会 (仮) を立ち上げる。前からの懸念だったが、数日前 Tanedesuka さん他、#ja.wikipedia でやりましょうということになった。
RoseParks が Board Letter の校閲をしてるんですが……ていうか、いいのか、翻訳*1とはいえ、それは署名原稿*2だろ?
どうということはないが、彼の WQ がらみの編集は微妙に私の wikistress を亢進させる。。WQ1 の時の騒ぎがトラウマになっているのだろうか。騒動は苦手である。a powerless wikipedian としては平和に編集だけしていたい。
先週半ばくらいから訳しても訳しても終わらない WQ に食傷ぎみである。いまこれを読んでいるあなたも、WQ2 翻訳に参加しませんか? ていうか、頼むから、翻訳してください、ごら。m:Translators & Embassy に名前を載せてるそこの君だ、君。そして電気山羊さんありがとうね(涙)。
昨日一昨日あたりから、英語を見るといやになってくる*3のでイタリア語版に逃げて天皇記事を書いています……。とりあえず天智・天武とメジャーどころ。次は持統かな……。
運営系から手を引くといいつつ、よりによって直球運営系ページである RfA についてメールを一本。まあ ml の流れていない ja では、あまり反応はない、ような、気はする。まあ管理者はどうあるべきか、は共用系文書になる可能性が高いので、その前提がある限りでは、いうことはいわないとまずいよな……
それともこれも wq で独自にもったほうがいいのかな*4……。
三日速い日が続いたらタイトルを戻そうと思っていたのだが、wikimedia のサーバが気持ちよく見えなくなりました。む?
1時間落ちると聞かされたが10分ほどで回復。そのあと Ant にメタの RfC の話を報告するつもりで priv したら、地元フランスの騒ぎとかTomのお店の後日談を含むお店界隈*5の話とか、怒涛の蟻さん喋りモードに突入してしまい*6、いうきっかけがつかめかなった。まあどうせ meta のページをみれば、わかるから、いいか。
Ant の話の中身は wikifr, foundation-l などをご覧下さい。いつか時間があったら書くかも。fr はパリにかなりのユーザが住んでいて、彼らは始終会っているので、議論がとても盛んでそれが怒涛のように ml に流れてくる。なので、いつも、議論ばっかり*7。そして Ant はパリにいないので、そうしたミーティングの議論を追うのはなかなか骨も折れ、また唐突な議題の出現に驚かされもするのではあるまいか。パリにいなくてミーティングに出られないのはとても不幸だといいつつ、でも「素敵なおうちと静かな生活があるじゃないの」というと、そりゃあいまの街*8のほうがいい、と Ant。
せっかくの機会だったので、id:Suisuiがいっていた専従事務職員をおいたほうがいいんじゃないのか、という話をする。かなり乗り気な Ant。私も四半期予算で300万円も繰り越し金が出るんだから、フルタイムの職員ひとりくらい置けるのじゃないかと思う。 Tomos さんが前にいってた、もうちょっと top down をやめたほうがいいんじゃないのか、という話までは切り出せなかった。ていうか、ローカルで収拾がつかなくなって財団が直接介入しないといけなくなりました、というような話からすぐそこへ続けるのは、私の話術ではかなり難しいです。
riorio こと Mats Halidan と、en の派閥争いもうどうにもならんね、という話をする。ああはなりたくないものだ、といいつつ、では兆候はあるのか、そもそも大きなウィキは派閥なしではいられないのではないかということを考える。
派閥ができるのはある程度しょうがないだろう。人間は群居する動物だし、グループができることにはそれなりに意味がある。問題は派閥が違うからといって相手のいうことをまったく顧慮しなかったり、あるいは政争に明け暮れてしまうこと。
Mats は「ひとつにまとまって仲良くしなきゃいけないということはないだろう。ひとつの仕事をみなでしているということが問題なのだ」という。そうなのだが、派閥があることによって、「ひとつの仕事」をする集団であるという意識が脇へやられるのが、弊害だろうと思う。それを食い止める、あるいは軽減するために、では何をしたらいいのか。考え方の違いはしかたないとして、何を考えているのか、何を感じているのか、必要な範囲で議論を共有してプロジェクトとしての意識の統一をはかることがひとつ。もうひとつは荒れた雰囲気を抑制するために十分な数の sysop をもっておくということ。そして挨拶と感謝と相互賞賛によって、参加者が十分なコミュニケーションとインタラクトをもつこと。それによってコミュニティは secure な場所になり、またよい雰囲気が生み出され、よいユーザの定着が進む、ということで意見が一致した。「ひとりで荒らしを revert しなければいけないとしたら、早晩続かなくなる」とは Mats.
そして、そのような雰囲気を作るためには、あまり活発ではない、編集回数の少ない参加者、あるいは新しい人がいかにコミュニティの一部となる(integrate)か、あるいはそうであるという意識をもつことができるか、が重要だろうと Mats はいう。そのとき、挨拶をする人がいるというのはとても大事だと思う、と私はいい、Mats が同意する。知っている人がいる/声をかけてきてくれた人がいるというのは、小さなことのようで、後々まで心に残るものだ。
挨拶を入れる意味は、挨拶をもらう側だけにあるのではない。不思議と挨拶をいれるとその相手のことも記憶のどこかに残っていて、なので、挨拶を入れる人は複数いてほしいとも思う。it や sv がそうであるように、身構えずに、他の人のトークにメッセージを残してほしいとも思う。
どうも数が足りなくなると、荒らしへの対応も粗くなるし、コミュニティ内部の争いの仲裁もまた荒っぽくなる気がする。このあたりは、ja は他コミュニティの荒れた状態が早くに「普通の」状態として定常化してしまったために、いまがわりと悪い*1状態だという意識をもつひとは少ないだろうと思う。だが、users/active sysop がよその2倍近い、管理運営関係にたずさわらない passive admin の比率が異常に高い、そのためにこの規模の言語版なら当然整備されてよいはずのものがなにも手をつけられず荒野のように残っており、また削除依頼ほかに未処理案件が積み重なっていくという構造は、厳然とした事実として存在する。
ja にも牧歌的な時代があったはずなのだが、当時 active な人はかなり去っていった模様。たんに wiki というシステムとあわなかっただけなのか、それともなにか構造的な問題がコミュニティのなかにあったのか*2、というのは古老に尋ねてみたい気もする。
伝聞だが。
2週間留守にしていた Ant だが、帰ってくると「料理記事追放」の嵐が吹いていた。というより一人でがんばっている人がいた。frwb へ出て行けというわけだ。
fr の料理記事を書いているのは主に ant である。当然戦争状態になった。
「fr もう読みたくない。ぜんぜん楽しくない」とだだをこねる Ant。なんでも irc にその投稿者(男性)が来たので、kick してやろうかと思ったそうだ。「これって sysop vandal?」と Ant がいうと、誰かが「いや、op vandal でしょう……」と返事。
みんなで fr の料理記事はいいよね。と Ant をなぐさめた。実際、fr の料理記事はいいのだが、レシピだけのも結構あるので、これが許されるのは fr だからじゃないかなという気もする。。
ここ数日、wikide-l & verein-l が沸騰していた、ということに気が付く。詳細は省くが
関連:Re: WikiReader Digest by Arne Klanpert
財団の正式な決定によって TomsK32 の新企画にストップがかかったこと、またウェブショップの閉鎖も決まったことを説明し、それを適切かつ財団の当然の権利*2であると意見を述べるメール。
なお Arne はこのメールのなかでこの新しい企画案の難点のひとつとして、「ウィキペディアにとって疎遠な企業と組むこと」を挙げている。また雑誌の裏に営利広告を入れる予定だったようだが、それにも難色を示している。また同じ人間が運営する(というか経営する)ウェブショップの会計報告や売上金を含む資金の使途や行方が適正になされていなかったことも、今回の決定を左右したようだ。このウェブショップは、ジンボさんの個人資産から(WikiReader出版費用を含め)3千ドル相当の資金を借り受けていたが、経理が不明瞭で一切使途・収益の報告がなされなかったので10月くらいから問題になっており、elian と arne が調査を依頼されていた。
ジンボさんのコメントは「なんで店をたたんだか? むしろなぜ今までぐずぐずしてたかって訊いてほしいね」。話が出てから数ヶ月経っているので、まあ分からないでもないが、起業家としてみるとすこしぬるい気がするのは、これが community matter でもあるからだろうか。これを書いている最中でも Tom は irc*5につないでいるが*6、いつ発言したかはちょっと不明。たんに寝ているだけかもしれないけど。
前回の major update が Nov 21 なのでほぼ二ヶ月ぶり。大きな変化は
なんにも考えずに ja をめくったら「うんこの帯」*10こと「メッセージが来ています」がずがーんと出た。作業が終わったら見に行こうと思ったが、別のタブと間違えて閉じてしまったので、いいや、また今度で。