Britty aka User:Aphaia の ウィキメディアプロジェクト回遊日誌
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日本文化が日本語版発になる、というのが資料集めの上でも、プロジェクトの発展という意味でも理想ではあるのだがしかし現実にはそうはなっていない。それには日本語読めるのは日本語版に集中していて、翻訳して外に持ち出せる人材が少ない、という現状があるのだが、一方で翻訳して持ち出せるほど充実した記事が少ない、そもそも項目自体がないという現実もこれあり。
それで現況としては
#wikimedia で最近間欠泉のように財団はどこへいくのかということが話題になる。きっかけは予算の内訳の話。
現在のところ、ハード購入費が80%をしめていて、これが非営利団体の予算としては異常だということは開発者でさえ認めている。正確には急増するハード購入費が全体を圧迫している。もちろん、ハードの購入に困っているということではないのだが、これはほかの事業をやる予算がないということも意味している。ウィキメディア財団はたんなるホスティングのための団体ではない、ということでわれわれの意見は一致する。なので予算配分を見直そうということでは反論はない。
これに二つ考えがある。つまり予算の振り向け先を何にするのか、だが、現在はまだ手をつけていない教育事業などへ展開しようという話と、それは他の団体との連携にまかせ、われわれはウィキペディアをはじめとするコンテンツの洗練につとめるべきだ(ここから、ウィキペディアで不足がちなコンテンツを専門家に有償で書いたりあるいは査読してもらうという考えも出てくる)という意見。いずれにしてもさらに議論が必要なところ。
いずれにしてもこうした状況では財源が安定しないので、そして会費はあまり大きな財源にはならなそうなので、助成金の獲得に本格的に乗り出すということになる。去年応募できなかった NEH にも今年は応募する予定。ほかにもいくつか検討されている助成金はあるが、これは grantwiki のほうでやっているので私はタッチしていない*1。
なお、議論は irc #wikimedia や foundaion-l でしていますので、関心のある方はご参加ください。
fundraising drive の開始日がそろそろのはず。wmf site のアップデートをしなくちゃ、というと、Ant が諸手をあげて賛成した。さっそくチェックするが
数ヶ月もほうっておいただけあってどこもかしこも情報が古いよ。 orz
これを(いつまでなんだ?)数日間で update して数ヶ国語に翻訳を作るということを考えると頭が痛い。Quarto vol.2 も終わってないし……
mav だったか sj だったが、fundraising drive と一緒に Quarto vol.2 をリリースといっているが*2、en+fr しかりリースできなさそう。。
レッシグインタビューの質問出した人は1問につき3行翻訳をすること。
とかよほどバビロンに書こうかと思ったがむなしいのでやめた。
それで、と何もかも忘れたい気分だったので、まったく火急の必要がないRfC をいじっていると、突然呼ばれる。 waerth がまたブロックされてるらしい。4度目? そのあと突然 PC の具合が悪くなって、irc client がイベントを取ってくれないので、jawp を通じて Miya 氏に解除のお願いをした。
なお RfC は最後の最後でうかっとメインページへのリンクをクリックしてしまい、1時間半*3かけた談話分析部分の翻訳がぱあ。萎えたのでこのまま英語でほうっておくことにした。ていうか、あそこで遊ぶ暇はもう当分ないんだろうな……
そして、後にして思えばこれが騒動の発端だった。
meta わかりづらいよ、と en でも古参のある sysop がいいだす。いままでほとんど出入りしていなかったそう。まあ特定言語版だけを見ているなら、meta はみなくても済むので、驚いたがまあそんなものだろう。どうやっておいかけてるの? と聴かれたので、WL*1, RC*2, Goings-on と答えた。だがもうちょっと組織化してもいいかもしれない。何から読み始めたらいいのかわからない、というのは不親切にすぎようか。
話題別のポータルという案もでたけれど、少し考えたほうがいいかも。Babilon の設計も見直したほうがいいかしら。テーブルをいれてポータル化したほうがあるいは使いやすいのかもしれない。「これなににつかうの」と聞かれたこともあるし。
Erik が「自治は大事だが、財団が supervise できないといけない」そりゃそうだが言語の壁はどうするのよ、というと、主な方針は英訳して承認を求めるてのはどう、ときた。しかし毎回われわれは翻訳者を集めるのに苦労してるんだが、というと「それはメタの仕事だから」ときた。
たしかに各プロジェクトに一度おろせばそれなりにはかどるだろうが、問題はどうやってそれをおろすかということだ。一時出た大使館員メーリングリストの話もたちぎえたし*3、個々のプロジェクトにどうやってそれを伝えるのか、が問題になるのじゃないかと思う。たんに問題がありそうなところを見つけにいく*4というのとはわけが違うだろうし。
やっぱり必要なのかな、ambassadors-l……。それとも foundation-l でいいのかしら。
*1:ウォッチリスト.
*2:Special:Recentchances.
*3:foundation-lを必ず読むことにしましょう、と elian は提案したが、しかし、これは実行には移されなかったと記憶しているし、あれをつねに読んでいなくてはいけないというのは、……つらいのじゃないでしょうか。
*4:その言語がわからなくても、なにかやばそうなことがあれば Wolof 語版ウィキkペディアのときのように、みれば見当はつくものだ。問題は 200 を超えたプロジェクトすべてをそうやって見回ることのできる人もその数もたりないだろうということ。なので Erik のいう情報をあげてもらうというのはそれなりには現実的な対案ではある。
荒らしの人が出たが、sysop が誰もいない、連中をブロックしてくれ*1
と DIG@ruwp が #wikimedia に頼みにきた。その少し前まで Ant と angela と両方いたのだが、こういうときに限って steward どころか dev も away。オンラインではあるのだけど。
どうしょうもないよね。ごめんね。という話をしているうちに、ru の sysop がようやく一人つかまった。
DIG さが落ちていった後に、yannf が「やっぱもっと steward いるよな」とコメントした。
数時間後、Ang が戻ってきて「Steward の御用はまだありますか?」というと、すかさず presroy が「desysop ひとりしてください」なんかめまぐるしいな、今日は。
経緯。
Triebtäter の desysop が提案された。提案者は Anathema。ページはこちら。
1月に Fantasy が提案した「admin のみによる投票・4%の admin が賛成した場合に有効(いまだと5人)」などの規定が使われた。
さっそく Angela によって desysop された。期間は7日。このあと恒久的に desysop するかどうかなどが議論される模様。なおその場合でも投票資格は編集回数200回以上、などになる模様。なお一時的解任を含め任期中に解任された sysop はこれで2人目である。2/130を多いと見るべきか、少ないと見るべきか。私は少ないと思うのだが。。
nota がやってきて「steward はいないの」という。3人新しく sysop が出来た、という。frwp には bureaucrat いるだろうに、というと「一人しかいないもん、いま寝てるもん」という。明日まで待てないの、というと「あたしいらちなの」 orz
とりあえず、bureaucrat を増やしなさいよ、といっておいた。yannf が立候補中というので投票。投票は1ヶ月だそうだ。長い。
昨日から meta に住み着いている troll が、rfd で悪さをするので非常にうっとうしい。No?e ue よりうざいやつが rfd に出てくるとは思わなかった。さすがに名にしおうトロールさまだけあってタフである。ふーむ、ふーむ(by 『指輪物語』)
と思ってみていると spam があったので rollback。なんか二日連続で黒缶詰リストをいじっているのはたまたまだろう。そうに違いない。
そこに /.ing がおきて、あらしの人が meta にまで(というかその話は meta にあるので)やってきて、特定ファイルを盛大に荒らしてくれる。いったん revert を掛けた後、silsor が「おれもうこのファイルみるのやめるわ」と言い出した。確かにきりがない。Ang は「ランダムに荒らされるより決まったファイルを荒らすほうがこちらも見てるのが楽でいいわ」たしかに……
しかしじわじわと被害が拡大していて、わけのわからないファイルを作る IP がちらほら。いつまでこれが続くんだろうね。
本日の rollback × 4。ぐぐ○のファイルはもう一週間くらいほうっておいてもいいや、という心境になりつつある。まあ、見る人はあれがあらしだと、わかるだろうから、いいよね。
*1:ていうか、僕を temp sysop にしてください?