Britty aka User:Aphaia の ウィキメディアプロジェクト回遊日誌
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Quarto vol.2 の Endnotes が「翻訳はまだ」になっていたというので確かめに行くと、見えない。
どうも本格的にダウンしたようだ。MET で 23:15 というので、これを書いている今*1ちょうど2時間半前。今回は本格的に長くなりそうだ。
今日はひさびさにゆっくり読書でもするか。
何で落ちているか、3時間くらいたったところで情報が入った。フロリダの colo の電源系統のダウン。向こう時間では夜なので修理に人が来るのは明朝か。とすると今日一日はウィキホリデイだな。
danny が「じゃあ寄付入らないじゃん」とむくれたが、"Sorry-"画面から wikicities へのリンクを設置。寄付したい人はそこから寄付できるというわけ。
jwales は 2.22 を Kate day にすると宣言。これは前々から作らなきゃといっていたので、流れでというところか。ハリケーンが来るとフロリダではお休みになるそうなので、そののりということらしい。どうもこの頃にご案内画面が変わった模倣。後で #de.wikipedia で short circuit て何?という疑問が出る。こういうご案内画面も多言語化しておくべきなのかしら。
前からグーテンバーグ・プロジェクトとコラボレーションできないかという話があったが、GB が danny にメールで返事を返してきた。具体的な話はこれからだが、先行プロジェクトである GB と協力できればかなりやれることが広がる。実現してほしいところ。
ws の言語政策については意見がいろいろあり、分割するのかそうでないのかまだまとまらない。個人的には分割する意味はあまりないと思う。議論を英語でやらなければいけないのが苦痛だという声もあるが、それは気のせいでやりたい言語でやればよい。むしろ問題なのは、インタフェースがデフォルトで英語になることだろう。
single login で一度設定した言語設定がどこでも使えるようになればある程度問題は解消するのか。各プロジェクトごとの差異をどこで吸収するのか考える必要もあり、そう簡単にはいかないかもしれないが。インタフェースの都合で自治の範囲を狭めるというのも妙な話だし。あるいは disclaimer を完備して、差異はそちらに任せるのか。
/. で "donate" と出たので既成事実のようになっている話ですが
さらにこのオファー自体がまだ正式のものではないのだが、世の中公式情報だけでなりたっていないので、それはよいとしよう。ともかく、この申し出を受けるかどうか、WMF からはまだはいともいいえとも返事をしていない、そういうレベルの話ではある*2。詳細というのは実際にどのようなマシンが何台提供され、どのような構成になるかというレベルの話のようである。そして全面的に google によりかかるということは今の時点では想定されていない。メインの DB は自前で持つ、これが現在の WMF の方針なので。
ホスティングの申し込みはいままでにも複数からの団体からあって、それは向こうの条件などともあわせ、かなり慎重に選んでいる。google もその選択肢のひとつなので、オファーがあったからすぐのるという性質のものではない。また話し合いがあったということは即オファーを受けるということを意味しない。もっとも google のオファーはいままでなされたものの中でも、比較的条件のいい(提供される資源が魅力的・広告なしなどあまり付帯条件がつかない)ものであることは事実だが、数台のマシンを提供するというのじゃ、現在40台あるマシン全部を肩代わりというわけにはいかない。
なのであちこちでいわれる「傘下に入る」という言い方はどういうものだろう。foundation-l辺りをきちんと追っていればそうした見方が出てくる余地はないと思うのだが。。
あと、「コンテンツを買う」という表現もみたが、財団は別にコンテンツの所有者ではない*3のでこれもどうかと思う。google blog で「コンテンツの一部を使う」となっていたのがいつのまにか「買う」ということになっていて、伝言ゲームによる情報の劣化なのかなと思う。
presroi が動いた! と一報。read only mode で動いているとのことだが、私のところから見えない。ううむ。linky-jaの中の人によると17:30にはすでに ROM だったそう。私にはお休み中トップ画面しか来なかった記憶があるのですが。まだらなのか?
まだららしい。アクセス要求のうち10%に答えているそうだ。動いているサーバは1台。あたった人は運がよかったということか。
バックアップデータによるアップデートが刻々進んでいることがわかるが、全面復旧にはもうしばらくかかりそう。ちょうどいまメタがダウンの24時間前くらいまで戻ったところ。
brion のメールが wikitech-l, foundation-l に出た。日本時間の9:47で「12時間以内には復旧とのこと」
丸1日のダウンならそう長くもないか。初めての人は面食らった様子ではあるが。データのいくらかは復元できない可能性あり。これは6月のダウンで失われたデータより広範になるかもしれない。
Ang が「もうっ。ウィキサーチがめちゃめちゃだわ ;-(」と不平をもらしていた。mav が「止まっています」画面から直接ウィキサーチへのリンクを貼ったので、slashdotting ならぬ wikipediaing が起こり、ISP から借りている一月の転送容量を一気に使い果たしたそうだ。brion が「今月が短い月で、よかった」*4といっていたが私も同じようなことを思った。月末が近くてよかったね、と。
mav が「ごめんよお」と謝り、Ang が「いいのよ気にしないで」と返していたが、そういやアクセスランキングでは /. を抜いて疾うに久しいのであったか。DoS アタックとしてはかなり凶悪な部類だったかも(ぉ
Tietew2005/02/22 11:45状況翻訳してみました。DBのリカバリに失敗したそうで、落ちる直前の作業が失われる可能性が高いです。
3日目が終わっていない(初日は 第0日として考えている)のに目標額35%を達成したので、みな機嫌がよい本日の #wikimedia。「そういや、freenode.com も fund drive をやってるよな」という話になる。2月の頭からで年間の経費 $25,000 *1を集めるというのだが、これがまだ集まっていない*2。
これはちょっと申し訳ないかな、と何人かがいい、寄付金が余ったら、少し freenode に寄付するわけにいかないだろうか、という話になった。寄付した人が文句を言わないかしらん、という声には、財団の活動は freenode なしにはなりたたないのだから*3、財団が多少支援するというのは正当なことであり、文句が出るはずがない、と反論が多数。
ja あたりだと文句つける人も出るかな。FOC0844U09V *4も「個人的には反対」という。まあいい。いずれにせよ今は非公式な話。
予算にない出費ではなるので、雑費類として組んであるところから出すのが区分上はきれいだろうか。実際に寄付するとなれば理事会の承認を得て 次の強化週間なり四半期予算なりに明記して、ということになる。mav は乗り気で次回に議案として提出するというが、さてどうなるか。
……よいことばかりが続くわけではなくて、danny さんが預かっているユダヤ案件がまたこじれている模様。反セム主義的だというので財団を訴えるとかいう話もしょっちゅうだし、これと比べると ja wp は平和だね。
まあ比較の問題なので、平らかに治まっているとは言いがたいわけだが。"wild east"と評した人もいた。要するに文明社会の辺境ということか。その心は「女性には住みにくいところ」。言った人の奥さんは日本出身なので、その言葉にはいささかの実感があるだろう。
……ということを井戸端の訴えを見て思い出す。抗議しても変わらないので抗議しない、というのは敗北主義だし宥和主義というべきものだろうし、気にしなければいい、というのも実際に被害にあっている人への支持ではないというように私は考えるが、当の本人たちはそれで了解した模様。たぶん他のコミュニティの人にはなぜこれが落としどころになるのか理解できないだろう。
brion が /. のスレッドでウィキペディアと使ってるやつには損害賠償を求めようぜ*6。いい財源になるだろ?というと、mav が「まだ商標として認められない」という*7。
と与太話をしているところに wikipedia.com.br が占拠されたという話が飛び込んできた。
基本的に、wikipedia ないし他のプロジェクトの名前をあげて、広告収入を取るようなサイトは全部お引取り願う、ということになっていく、はずなのだが、世の中そう単純にはいかないので、交渉が不調に終わり、「あれはうちとは関係ありません」と声高にいうだけしか対処の使用がない場合もある。たとえば、ru みたいに。wikipedia.br.com は「オルタナティヴ」として ptwp を示していて、自分のサイトをそこでそのうち始めるらしい。ptwp の連中が怒ったことはいうまでもなく。
fr,ru,se がいまのところとられている。jp は wp と wikimedia は押さえてるよ、というと Ausir *8 が「wikimedia は取ってないよ……」という。だけどまあ、wp ほど有名じゃないから大丈夫じゃないかな。
不法占拠先で fund drive なんてやられた日には目も当てられないけど。。
ここでいま準備中の新第1ドメイン直下を押さえる話がでる。商標として登録されれば WIPO 提訴とかいろいろ選択肢も増えるが、何事もなく取れればそれに越したことはない。無事 xx が取れますように。人が聞いたらかえるになれ。
というようなことがあるので、そうした懸念を払拭してくれるというのは立派な寄付行為だと思います*9。期限は1年なんでしたっけ?
金曜から投票が始まっていた。圧倒的に同時代的名称に支持。どの記事でも最初にもうひとつの名称を注記というのはややわずらわしいが、これ以上の紛争を避けるためには必要な措置か。
たかがこれだけのために数ヶ月費やしたのかと思うと、少し感慨深い。といってもこの結果がすべての旧ドイツ領現ポーランド領にあてはまるということを考えるとたかがとは過小評価か。
夕飯なので落ちるですよ、といったら「それはあまりに時差が激しいと思うよ。心から時間を調整することをお勧めする」と親切にいわれた。「それがこっちはちょうど19時なのね ;-) 夕ご飯にはちょうどいい時間」と返す。「ごめん、ドイツにいるんだとばかり思ってた」……そうだな、つい先週までかなり時差のある生活してたから、そう思われても無理ないのかも*10。
*1:つまり WMF がこの3日間で集めた額とほぼ同額
*2:freenode.com も非営利団体によって運営されています。なお彼らは集まった寄付の中からさらに UNICEF にも寄付するとのこと
*3:オンラインの会議はすべて freenode.com の #board を使っている。
*4:Cisco の serial No. らしい。
*5:bで[v]の音
*6:商標の不正使用
*7:あれ、jwales はもう認められたといっていたような気がするが。日本だけかな?
*8:pl
*9:金額でいっても3,500というのは平均よりずっと多い。もちろんこうしたことは額の多寡では計れないが。
*10:かなり戻りました。はい。
1日たったが、続報はなし。メタで編集しているのを見たが、利用者ページの delete タグはそのまま。
……なるようにしかならないのか。
こういうときメッセージをおくというのはある種の蛮勇が必要なようで、会話ページに書き込んでいるのは私と Ant くらい。この辺が「君は剛い」といわれるゆえんなのか。まあ無謀も時には美徳だわね。男どもはこういうときやや出足が遅いようである。
返して、Bdk が「britty、あなたいま一番お花がいっぱいページにある Wikiwomen なんじゃない?」えへ。というと「これは自慢に思っていいことだわよ」という。そこで「私が誇りに思うのはあなたたちの友情よ」と返すと「もちろんそうでしょうとも ;-)」と Bdk。
そうそう、Bdk、会話ページの整理をありがとうね*1
datura が上がってきたので、どうしてる?/私から挨拶してるって伝えて頂戴、というと、ちょっとはましになった/心からの挨拶を伝えろっていわれた、と返事。向こう時間の昼ごろに電話してみるつもりだったが、あまりに眠いので挫折。代わりにはならんがメールを書いておいた。sj とは 20分くらい話したみたいなので、まあ、今日はいいか、というのもあり。sj の話でもだいぶ落ち着いたみたい。起こってしまったことは取り返しがつかないので、事態がよりよくなることを祈るばかり。
#de で wmf 周りの翻訳をめぐってちょっと言い合いになる。なにがきっかけだったか忘れたが、「俺は de でも commons でも十分働いてるし、meta の admin じゃない」という主張には、
と反論。
おまえの仕事じゃないだろ、という主張には、だからおれらがやらないとという主張でもあるのだが、私は wmf の editor として、自分がやっている仕事の多言語化をやっているのだから、これは私の仕事でもある、と言い返した。
そこで、meta admin を増やさなきゃというので「翻訳は admin の仕事じゃないし、admin権限がなくても翻訳はできる」という反論を再度する。その結果、翻訳をもっとやらないといけないというアジテーションのを wikide-l に書いてくれるということになった*3。
だけど、Eloquence や Fantasy じゃないけど meta でやる限り一定以上には人は増えないだろうから、どうするかというのも考えないといけない。Fundation-l と meta に告知すればいいだろという問題でもないのはいままでの経緯から明らかである*4。de では試験的にローカルにおろして、RC からもリンクしてみたが、そうはかばかしい結果はいまのところ見ていない。まあ、はじめたばかりだから、1ヶ月くらいは様子を見ないといけないのかな。
steward の選挙の多言語化という話をいちおうふってみたが、見たい人は en version をみればいいので、もうこれは放っておこうかと思っている。そうでなくてもほかにもやることはいろいろあるし、誰か必要だと思うひとがローカライズするだろう。