Britty aka User:Aphaia の ウィキメディアプロジェクト回遊日誌
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Iの字が villy にブロックされる。15日間。……この間*1にやつが絡んできた削除案件を処理したいところだが、いま削除をしている人間が賛否をつけてしまったので、身動きが取れない。40人50人*2近く sysop がいても、回らないときは回らないものです。
だが、ブロックについての規定はメタにはなかったような気がする……。いま探したけど、ローカルでブロックされたユーザへの対応について述べたページはあっても、ブロックへの規定はやはり見つからない。そもそも「進行中の荒らし行為」や「ブロック依頼」に相当するページがない。結果、個々の管理者のお手盛り勘定になり、好き勝手にやることになるのだが、それでたいして軋轢が起こらない。それで済むのは何のかんの言っても常識のある人が多く*3軋轢がたいていは事前に回避されるからか、論争自体になれていてそれほど後を引かないからか、そもそも村が小さいせいか。きっとどれも理由なんだろうな。
軽いので久々に削除を大量にやる。主に即時削除。カテゴリの再編もだいぶ進んできた。
GerardM が検閲についてのエッセイを書いたので読んでくれといってきたので、少し話をする。検閲全般の弊を説く彼と jawt の罵倒語の話をする。学術的に取り扱うことで薄めるのがいいのじゃないか。詳細な語源をつけるという手が nl では功を奏したそうだ。
日本時間の 15h, あちらでは朝の7時で「これから荷造りしないと。12:00 から FOSDEM でロッテルダムに着いてないといけない」という。みんなに私からよろしくといっておいてね、というと「うん、jimbo や elian にも会えると思うし、そういっておくね」
まだ一週間たっていないのだ。そういえば。
最近 wp での管理関係をぜんぜん触らないせいで、"Wikipedia:"と書くことがほとんどない。代わりに? Funddrive がらみで wmf に触るのはしょっちゅうである。
なのでたまに Wikipedia namespace のファイルを参照しようとすると、Wikimedia と打ってしまう。今週だけで2回。……間違いやすいのは MediaWiki / Wikimedia だけではないのだ。ううむ。
Wikimedia ってのは誰がつけたんだろう。MediaWiki のほうは mav らしいが*4。
突然 brion が「俺、メタの sysop に復帰しようと思うんだけど、誰か反対の人はいる?」といった。後で RC を見ると、spam があったのがきっかけらしい。復帰というのは、1月末に irc でやや不穏当な発言をして、その後自分で自分をブロックして活動を自粛していたため。ただし彼の名誉のために付け加えると、その発言の標的にされた人も含めて、かれの謹慎期間中にまさに行われた信任投票で、誰も彼の留任には反対しなかった。
waerth *5と二人で賛成、さてそこで問題になったのが、問題の spammer をどうするか。完全に spam サイトならふさぐことに躊躇はしないが、80% がスパムならふさぎたくない、と brion。結局サブドメインレベルで缶詰リストに書き込むことになった。
ついでに削除もやってよ、というと「俺は技術者だからね。投票は信じないの」とつれない返事が返ってきた。
Fantasy や Bdk の勧めもあって、翻訳依頼メタ関連編を dewp に作ったのだが、これが翻訳を実際にやっている当のお嬢さん*1からは、評判が悪かった。どうして2つあるのか理解できない、だそうだ。ただ、メタでやれという強い主張があるわけではない、そうである。
最近 wmf 関連の翻訳に関心を示してくれている、da_dida こと MichaelDiedlich *2 もいたので今後の方針の打ち合わせになった。お嬢さん*3には「翻訳関係のページがたくさんあってわかりにくい」とも。これは Category:JA にも共通していえることで、あるいは再編が必要かも。……テンプレートを作って、グループ文書であることを明確にして、かつ機能分離を徹底するのがいいかな。
他の言語の翻訳者の進捗状況がわかるというのがメタの利点であると彼女がいい、それはまったくそのとおりだと思う。とにかく翻訳の中心になる人が気持ちよく仕事できるのが一番大事だと思うので、dewp は宣伝と広報の場として使い、作業はすべて meta で当面行うことにした。
席上、なんで de はこんなに人がたくさんいるのに翻訳をやる人がいないんだろう、と Jenny*4がいい、da_didi も同意。これは広報機能をもっと考えるほうがいいということになった。当座 Handbuch *5に載せるのと、井戸端でそのつど宣伝するのを主軸にということになったが、これは他の依頼系ページともからめて再編するほうがいいのかも。en みたいに clean-up 系を縦断するテンプレートを作ってもいいし、コミュニティポータルに Verein/WMF で一こまもらうのもいいだろう。あるいはたんに WMF update のようなものを流すとか。translators-l, quarto-l をもう少し宣伝してもいいかもしれない。
メタの管理者の使用言語一覧を作って改めて de の使える人は少ないんだなということを思う。de だけが少ないのではなく、fr が最近ようやく人が増えてきたくらいで、複数人いる言語のほうが珍しいくらいなので、en に比重がよりすぎているということか。Commons のほうがよほど国際化している。これは管理部門に関心をもつユーザが圧倒的に en に多いということでもある。Commons でも実際の議論はみな en を使うので、語学の問題だけではないはず。
あるいはメタが出来たころは英語の比重がいまよりずっと高かったことの名残りなのか*6。wmf コンテンツの国際化が今のところ私の主要な関心事なのだが、メタの国際化もあわせてやらないと効果があがらないのかな、と思った。
だが負荷軽減のため、いくつかの機能は(マシンが増設されるまで)停止する、と brion。
from foundation-l
Some special pages (including contribs and watchlist) are off for the moment to reduce server load until we have more machines up.
contrib が見られないということは rollback ができないということか? ううむ*1。
最初、contribs はみえないのだがスタブ閾値はそのまま。……ユーザにより設定の違うスタブ閾値のほうが負荷はかかりそうだが。いいのかなこれ。
昼食を済ませて戻ってくると、contribs は見えるようになった。だがカテゴリが使えない。ううむ。
うざいよ、○っそん。
……削除依頼が大好きなようで、削除の方針にまで手を出してきました。mav が「こいつは無視で」とフォローしましたが、それにもねちねちちゃちゃをいれてくる。
まあ、「荒らすところが決まってるなら、楽でいいじゃない」*2と思うことにしよう。毎回わけのわからないローカルルールをでっちあげられる*3のはうんざりだが、ローカルプロジェクトと違って、meta でそんなものにだまされるうぶなユーザがいるわけもなし。……と思いたい。
コモンズのバベル・プロジェクトからテンプレをもらってくる。前から入れたかったのだが、明示的に賛成してくれる人がいなかったのでいささか乗り気になれなかった。が yannf が irc で賛成してくれたので、思い切って de, en, es, fr, it, ja あたりを導入。ついでにコモンズで一度話題に出た、3 と第1言語の人は分けるというのをやってみる。これは id:karpa が色を合わせてくれた。母語は緑色のテンプレ。使用例はこちら。
少し入れた後 bot にすればよかったと少し後悔。が、まあそのうち必要になったら追々みんな自分で入れるよな。Babylon と Embassy には告知を打った。
……しかし、Meta:Babel と Commons:Babel がぜんぜん内容が違うというのは分かりにくすぎると、改めて思った。