Britty aka User:Aphaia の ウィキメディアプロジェクト回遊日誌
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EN WQ にはたびたび引用ごとにタグをつけられないか、という話が出る。Frickrの引用版といったところ。ちょうど機能拡張の話が#Wikimediaででたので、その話を振ってみる。
Nshが興味を示してしばらくその話。Nshがそこで次のようなアイディアを話してくれた。現在のようにウィキのそれぞれのページをテーマ別に割り振り、そこに引用を書くというのではなく、たんに引用をアップロードして、DB側でその引用がすでに登録されていないのか調べた後、まだないなら初期タグをつけて、引用を登録。ページは毎回動的にタグから生成する*1。これをWPにあてはめると、前にOpponentさんがメインページの投票に関していっていた、Googleのように検索するサイトになる。もはやこれはウィキではないだろうが、タグと引用部を自由に編集できるという点では、ウィキの落とし子といえるだろう。
amazon.de で売上1位。やったね。
私は大して関わってないが、日本関係の記述のチェックはちょくちょく頼まれたので(漏れがないことを希望)、誇りにも思うし、素直に嬉しい。おかげでIRCも大騒ぎ。
半日の準備にしてはよく出来たと思う。正確には新デザインのサイトを用意してもらった上で、プレスリリースに待機してもらい、そこに日本時間9時に出たPRの翻訳をいれてアップロードする。凡ミスでリリースから20分ほど遅れが出たが、9時半には5言語ほど、1時間後の10時にはさらに3言語ほどでPRが出せた。Fiもあがって都合10言語。みなさまお疲れです。そしてありがとう。これだけの言語でこれだけ短時間に翻訳を出せたことはWMFサイト始まって以来の快挙じゃないかと思う*2。
Ar出せなかったのが残念だが、EsとZhが短期に出せたのは大きいと思う。えっへん。ZhはついでにWikimaniaの話も言ってみたら、当日中に両方とも翻訳があがってきたのはちょっとすごかった。
サイトリニューアルもおかげで出来たので、そういう意味でもよかった。
最初に連絡がきたときに、これはホスティング関連ということは直感した。おそらくみなもそうだったと思う。だがGoogleだと思っていたのでPRみたときには正直驚いた。あとで聴けば、サンディエゴのETechの時に、Jwalesは両方と接触していたのだが、マスコミはGoogleとの会見についてしか書かなかった。とのこと。Googleブログに出たりして、なんかGoogleの決算前の話題作りに利用されてるのかなあと思っていたらこうでたので、さてこそ、と思う。
JaはKzhrさに準備してもらっていたのだが、事情が変わったのでWMFには上げず。リアルでのこともあり、どう考えてもいまいい状態で仕事をするのは無理なので、WQとWikimaniaのコーディネートは降りて、あわせて今後は、JAWP関係をはじめ、公式文書の日本語コンテンツ翻訳や公開の面倒はみませんと正式に辞表を出した*3。WQとWikimaniaは引継ぎをしたが、日本語関連の翻訳については知らない。いずれ誰かがやるのだろうと思う。是が非でも探そうというふうにはならないのは、しょせんそれだけの比重しかないということか*4。
ローカルのことで時間をとられて十分なコーディネートが出来なかったことは痛恨だが、ただ出来たことを喜ぶWPでは、10言語近くでPR出せたせいもあって、JAや他の言語がないというようなことはみなにとっても瑣末事のようであった。みなに褒めちぎられて「いや、翻訳を実際にするのは他の人だから」といつもの返事をする。偶然とはいえ、Yahoo!とチームの仲間たちにいい花道を作ってもらったな、と数日たった今になって思う。