Jリーグトップクラスの営業成績を誇る、浦和レッズ。
埼玉の地方都市に本拠を置きながら、なぜ、成功を収めることが出来たのか？
アジア最強軍団。去年12月、クラブワールドカップでアジア勢初の3位に輝いた浦和レッズ。サポーターの結束も固く、Jリーグ最強を誇る。
その本拠地、埼玉県浦和市。首都圏とはいえ、東京から離れた地方都市である。
しかし、観客動員数は、Jリーグトップクラス。営業収入も、ダントツの1位を保っている。まさに、サッカー王国。
浦和レッズを、ここまで強くしたものは何だったのか？その鍵を握る人物、浦和レッドダイヤモンズ代表、藤口光紀氏。


発足当初は戦績が振るわず、Jリーグのお荷物とさえ言われたチームを、まさにV字回復させた立役者である。
高校、大学時代からサッカー選手として活躍。1974年、三菱重工に就職後も、社会人リーグで活躍、新人王に輝き、日本代表にも選ばれた。引退後も、母校、慶應大学の監督を務めるなど、常に現場に身を置いてきた。
ところが、92年、Jリーグが発足すると、今度は経営手腕を発揮。
藤口代表の成功のキーワードとは…？