岡山放送局

2008年12月7日 21時6分更新

テロ犠牲の津田さん告別式


インド西部のムンバイで起きた同時テロ事件で、武装グループに襲撃されて死亡した津田尚志さんの告別式が6日、出身地の岡山県真庭市で営まれ、親族や友人などが別れを惜しみました。

三井丸紅液化ガスの社員の津田尚志さんの葬儀は12月2日に千葉県市川市で行われたあと、出身地の真庭市に遺骨が運ばれ6日昼前から、およそ300人が参列して告別式が営まれました。

告別式では、親族や友人などがあいさつをし津田さんが明るく、親思いだったことや一緒に過ごした思い出などを述べて別れを惜しみました。

親せきの男性は「地元に帰省するとよくあいさつに訪ねてきてくれました。生きて帰ってきてくれなかったのがいちばん悔しいです。」と話していました。

また、三井丸紅液化ガスの玉置肇副社長は「こんな姿で地元におかえししたのは、本当につらいですが彼もふるさとに帰ってほっとしたと思います」と話していました。