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浦和再建策第1弾!福田コーチがトップ昇格

来季はトップチームのコーチに昇格することが濃厚となった福田正博氏(左)
来季はトップチームのコーチに昇格することが濃厚となった福田正博氏(左)
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 元日本代表FWの“ミスターレッズ”福田正博氏(41)が来季、浦和のトップチーム専属のコーチに昇格する可能性が高くなった。クラブ関係者によれば、新監督にフォルカー・フィンケ氏(60)、チームディレクター(TD)に信藤健仁氏(48)を迎える来季は、世界に通じる日本人コーチ育成も重要なテーマ。今季サテライト部門の責任コーチだった福田氏に白羽の矢が立った。

 無冠の浦和が早くもリベンジへ動きだした。今季途中からサテライトチームの責任者を務めた福田コーチが、フィンケ体制で迎える来季は主戦場をトップチームに移すことが濃厚となった。既に準備は進められ、藤口社長は7日、「今後、監督と信藤TDが決めるけど、その可能性はあるということ」と明言した。

 来季のコーチ人事は今週中にも正式契約を交わすフィンケ氏と信藤TDを中心に進められる。関係者によれば、新体制では欧州からの新たなコーチ招へいと同時に、世界に通用する「日本人コーチ」の育成を最重要ミッションに掲げており、抜群のカリスマ性を誇る福田氏に白羽の矢が立った。藤口社長も「ミスターレッズだからね。期待はある」と話した。

 エンゲルス体制での福田コーチはサテライトの試合で指揮官を務めるなどサテライト部門の責任者として尽力。トップチームでも高原、永井らFW陣を中心にマンツーマン指導を行うなどスター軍団からの信頼も厚く、トップ専属コーチとしての資質も申し分ない。強化部門トップに就任した信藤TDとは同じ中大OBに当たり、フロント部門との連携面でも心強い存在となりそうだ。

 藤口社長によれば、フィンケ新監督は選手育成とともに、指導者を育てる手腕にも定評があるという。昨オフまでは大物選手を次々と獲得する補強を繰り返してきたが、藤口社長は「現有メンバーも素晴らしい。下(ユース)からも入ってくるし、育てながら、活性化することも大事」。フィンケ体制の一翼への抜てきが実現すれば、福田コーチの“育成”もチーム改革の一歩となる。

[ 2008年12月08日 ]

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