北海道新聞　Hokkaido Shimbun Press

　【旭川】旭川を中心に道内十七店を展開する旭友ストアー（旭川）は四日、同市内に生鮮品に特化した安売りスーパー「ジュアマルシェ東光店」を開店させた。店舗は平屋建てで約千六百五十平方メートル。地元や産地直送にこだわった野菜や魚を直接仕入れ、安価で販売する。年間二十億円の売り上げを見込む。

　近隣に競合する大型スーパーがあり、差別化を図る狙いもある。この日は開店前に買い物客約三百人が並び、特売品のマグロなどに人気が集まった。

　木村優社長は「わが社にとって起爆剤となる店舗。価格のほか、ばら売りなど買いやすさも追求したい」。同社は今後、業績の伸びに応じて店舗を増やすことも検討する。