スパ・ジャーナリスト板倉由未子の「癒しの地、至福のスパへ」

世界中のスパに熟達したジャーナリストの板倉由未子さんのスパ日記。

カテゴリー:東京

2008年11月13日 木曜日

リゾート気分でリフレッシュ! スパスイートで過ごす、くつろぎの東京ステイ

今年7月、お台場のホテル日航東京に「SPA然 TOKYO」がオープン。

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同時にスパ&ステイを目的としたゲストのための「スパスイート」1室を含むスパフロアも誕生した。

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海外では、都市型ホテルでも、宿泊する部屋の中に本格的なトリートメントスペースがある「スパスイート」を有するところが多いが、東京ではここだけ。
施術後、再び洋服に着替えたり、メイクをする必要もなく、そのまま眠りについても、バスローブ姿でくつろいでもいいから、存分にリラックスできる。

「SPA然 TOKYO」では、トリートメント、アクア、フィットネスの3つを連動させたトリニティプログラムを提唱している。
同日に、フィットネス→アクア→トリートメントの順で行うのが、健康増進に効果があるという。

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フィットネスでは「ケアストレッチ」を体験。股関節をほぐすストレッチが中心のプログラムで、血行が促進され、リラックスできる。

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「アクアストレッチ」では、水中を歩くことで筋肉の凝りがほぐれ、水に浮くことで全身の力を抜くことの心地よさを体感できる。
ともに、インストラクターが、マンツーマンで、ひとりひとりのペースに合わせて指導してくれるので安心だ。
トリートメントは「スパスイート」で。
イチ押しのメニューは、アロマテラピー界の第一人者、日下部知世子さんが監修した、フェイシャル&ボディの「アロマ シグネチャー」。

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フランスで厳しい基準をクリアしたオーガニックの精油、ローズ、クラリセージ、ベチバーなどをブレンドしたオリジナルオイル「然流(さりゅう)」を使ったトリートメントは、
美肌とホルモンバランスに働きかけ、深い安らぎを与えながら、体を本来のリズムに整えてくれる。

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トリートメントの後には、野菜やフルーツ中心の軽食「スパプレート」も供される。

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白とオレンジを基調にした80平米の「スパスイート」は、住みたくなるような心地よさ。
バスローブも、この「スパスイート」のものは、肌にやさしい上質なオーガニックコットン製だ。

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広々としたバルコニーに出れば、お台場の美しい夜景が臨め、朝はさわやかな海風に癒される。
忙しくて遠出はできないけれど、気分転換してゆっくりしたい――そんなときに訪れたい都会の隠れ家だ。

ホテル日航東京 
SPA然 TOKYO

東京都港区台場1-9-1
tel. 03-5500-5520
http://www.hnt.co.jp
営業時間/7:00~22:00(アクアゾーンは~21:30)
プログラム営業時間/10:00~22:00
料金/スパ入場料¥3,150、アロマ シグネチャー 150分 ¥43,000、 アクアストレッチ 30分 ¥6,000、ケアストレッチ 30分 ¥3,500(すべて宿泊ゲストの料金。スパはビジターでも利用可能)
室料/スパスイート 2名利用・1室 ¥150,000~(消費税・サ込・宿泊税別)

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2008年10月9日 木曜日

スパブランドのお気に入りの名品vol.2 幸福を呼ぶ! ジャスミンのハンドクリーム

仏教寺院から広まり、慈しみの精神が息づいたタイマッサージや、良質なハーブを用いたトリートメントが受けられる、世界屈指の癒し天国・タイ。
「HARNN」は、タイ発のスパコスメブランドで、厳選された天然植物を原料に、植物療法と皮膚医学から考えられた魅力的なプロダクトが充実している。
なかでも一度使ったら手離せないのが「ジャスミン&ザクロハンドクリーム」だ。

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2008年9月4日 木曜日

健全で素直な自分を取り戻す「気」再生セラピー

「NAAM」は、中目黒の駅から徒歩10分。目黒川が流れる遊歩道のほど近くにある。

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風通しのよい開放感あふれる一軒家は、まるで避暑地の別荘のようだ。

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ここでは、タイ古式マッサージの「ワット・ポー」スタイルを基本にした、
「気」の活性を目的としたメニューが堪能できる。
NAAM(=タイ語で水)という名にふさわしく、すべてのトリートメントの前には、
国内外の名水を楽しめる。リストには、代表の小澤玲子さんが、ここ2、3年通っているというパワースポット、長野県伊那市分杭峠の「ゼロ磁場の水」や、
高野山の麓に沸き出る「月のしずく」という貴重な波動水もある。
体験すべきトリートメントは、<リ・バース>。
小澤さんが、タイ古式マッサージ、シュウ ウエムラ、西野流呼吸法、ゼロ磁場で体得してきたことの集大成として編み出されたオリジナルメニューだ。

まず、バスルームでアロマバスに入り、ひと息リラックス。その後、トリートメントルームの扉を開けると、中は真っ暗。暖かなウォーターマットに仰向けに横たわると、
天井には大宇宙が広がっている。施術には、デトックス効果の高い、「キャロルフランク」のオイルが使われ、終始、仰向けの状態で行われる。
小澤さんは、最初に足元に触れ、その人から感じるエネルギーを促すように手を動かしていく。
ある人にはやさしく包み込むように、また別の人には、エネルギーを吹き込むように――。
ひとりひとりへ施すマッサージの手法や内容には、違いがあるという。
ゆえに、体験する側の感想もさまざまだと思うが、共通するのは、
静粛かつ宇宙的な瞑想空間の中で、安心感に包まれながら、
魂・心・体の疲れやストレスを解放できるという点だ。
施術後、小澤さんが感じたことをお話してくださることも、新たな気づきや英気となる。

自然と心身をゆるめ、悲しみを解放できる――まさにリ・バース(再生)の一歩を踏み出せる、貴重な癒し場だ。

NAAM
ナーム

東京都目黒区青葉台1-9-9 ℡03-3477-1155
http://www.naam-salon.com
営業時間/12:00~22:00(受付は~21:00) 
定休日/月曜 要予約
料金/リ・バース 120分 ¥26,250

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