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韓国の防衛産業、08年売り上げ過去最高に

900億円前後に達する見通し

 韓国の防衛産業関連の輸出額が、今年は9億‐10億ドル(約830億3400万‐922億6000万円)に達し、過去最高となる見通しだ。

 軍の消息筋は4日、「先月末までの防衛産業の輸出額は8億1000万ドル(約747億3100万円)に達した。このまま推移すれば年末までに少なくとも9億ドル程度になるとみられ、10億ドルを超える可能性も高い」と語った。防衛産業の輸出額は、2001年から06年までは2億4000万‐4億1000万ドル(約221億4200万‐378億2700万円)程度だったが、昨年には8億4000万ドル(約774億9800万円)を記録した。

 韓国の防衛産業は今年、トルコへ初等練習機「KT‐1」55機(5億ドル=約461億1000万円相当)や次世代型戦車「XK‐2」(通称・黒ヒョウ)の技術を輸出したのをはじめ、米国の対地攻撃機A‐10の主翼の交換事業、エジプトの155ミリ砲弾の製造設備建設事業などを成功させてきた。また現在、東南アジアのある国に、潜水艦の窓部分や通信設備を輸出する準備を進めており、契約が締結されれば10億ドルを超える収益が見込まれる。

ユ・ヨンウォン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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