Britty aka User:Aphaia の ウィキメディアプロジェクト回遊日誌
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立候補者でませんねえ、とある人にいわれる。正直3日たっても誰も立たないとは私も思ってもみなかった。気にしているのはその人だやけではないようで、DatrioがIRCで宣伝を始める。「立候補募集してまーす」
Domas*1が「選挙、選挙ね。でもその前に僕にはぜひ知らなくてはいけない究極の問題があるんだ」という。Presroi*2がすかさず「42」、Domas「そうだ、それだあ」違うだろおまえらわよ。
Domasが気にしていたのは「CVSへのアクセス1回は編集1回に換算していいのかどうか」。だってさ、編集回数がそんなに大事だなんて考えてもみなかったんだもん！とDomas……まさかほんとに編集400回ないんじゃないだろうな。この人は。ってWikidevとBugzillaはどちらも編集回数として数えないから*3開発者には投票資格条件は確かに不利なのかも。トロールじゃん、といったDatrioに、「そうだよ、ぼくはトロール代表理事になるんだ」と返すDomas。まあ、編集回数が400回ない被選挙者というのはやめといたほうがいいような気がするが、まぢですべてかき集めても400回編集回数がないとすると、開発者なのに投票資格がない、ということになって問題あるよなあ。……まさかと思うが、あとでKate Toolつかってしらべてみよ。
ここ数ヶ月、Wikimaniaはだらだら人がいつもつないでいて逆に会議らしい会議もなかったのだが*4、しかし開催2ヶ月前＆論文締め切り半月経過ということで懸案事項を片付けようということで会議になりました。UTC20:00から。
三時間目に突入したあたりで、部屋割りという重要なんだがわりとだるい（ていうか私にはあまり関係ない）話になったので別チャンネルに遊びに行ったらフリーズ。ぐ。バチがあたったか。
懸案だったSpeakerもほぼ旅費が出せそうな気配で、日本からの発表応募がないのはいかにも残念。まあ来年があるさ？ だけど原稿だけ応募すらなかったのは残念です。
そのあと通訳＆翻訳体制の話や具体的な原稿採用の話をして、終わったのは日本時間の8時前でした。誰が来るかは公式発表をお楽しみに。とりあえずウォードとジンボは確定ですが。GFDLの原稿はすでに採否にかかわりなく英語版Wikibooksにアップロードされてますので、よろしければどうぞご覧ください*5。
以下、余談。
原稿応募がないということはドイツへのビザ目当ての応募もないということなので変な心配はしなくてよい。という話はあります*6。
ビザ目当て応募、私は詳しくは知りませんがめっちゃ多いようです。notafish いわく「ヴィザ磁石って感じ？」。スタッフ専用ウィキには検証手順なんかも書いてあったり。ちなみにビザ取るために招待状が必要な国*7がいくつかあって、財団が身元保証した上で招待状を送るんで、結構気をつかうものがあったり。こういう手間やチェック体制の確立を考えると、日本でこの手の行事をするのは当分無理だなあ。。とそれもちょっと残念。
Colo 移転のため。現地時間は午後3時。予告では3時から、だったが実際には40分くらいから順順におとした。
すぐにおちなかったので、「なんで」と聞いた人にTim Sarlingが「サイトを落とすんじゃないんだ、Coloに集まってるだけなんだ。50人が集まって朝の三時に会議なんてばかげてると結論して、もう家に帰ったとこ」いつもの冗談だが、本気にしていた人がいたのは秘密です。
ウィキペディアにはいっぱいたくさんミラーサイトがある。英語版あたりはもう10や20では効かないくらい、たくさんある*1ウィキペディアとしては
をお願いしている。本当はここで履歴の要求などが出てくるのだが、ある投稿者いわく「GFDLが原因で文句いう人っているのかしらん」ひょっとしたら誰もいないかもしれない。なかには大手や中堅どころの情報検索サイトもあって、さらに少数は財団に寄付なんかしてくれたりもする。で、忘れていたが、こういうミラーはたいてい商用で、広告が入っている。
財団としては再利用する人が広告いれようがいれまいが気にしない。少なくとも公にはそういうことになっている。投稿者の中にはむかついている人もいるようだが(Fasoたそみたいに）、まあたいていの人は気にしていない。出典を書いていないときは文句をつけにいくことはある。あと杜撰なサイトだとときたまある「利用者ページごともってかれる」というのにもクレームをつける。
が、ここで重要なのはこうしたミラーはたいていは自前でデータをもっているのであって、リアルタイムで内容が反映されているというわけではないということだ。数万のページを絶えず動的にミラーするということは寄付でまかなわれている財団の帯域に負担をかけることになり、これは絶対に許容できない。
……なんだが、そういうことを考える人もいて、発覚と同時にこちらでは大問題になった。オランダ語のミラー。カテゴリからなにからすっかりミラーされていて、しかもそれがライブときた。そうして広告が入っている。もちろん気づいた時点で開発者が一切のデータがそのサイトには流れないようにした。パケットレベルでのブロックである。その後、Wikipedia-l にこのサイトの責任者が出てきて、キャッシュのミラーだと抗弁した。そしてキャッシュのほうが毎回ダンプを落とすより帯域への影響は少ないんだぞ、おまえらそれでいいのかと付け加えた。一方、こちらからの、投稿者があたかもそのサイトの従業員としてコンテンツを制作したかのような記述は削ってくれ等々の要望などは、お約束のように放置された。つまりオランダ語の編集者1万人が従業員ってことなわけだ。なおこのサイトから財団には一銭の寄付もいままでにされていない。
この一連の動きで、そのサイトにさらに敵が増えたことはいうまでもない。全体にウィキメディアプロジェクトでは「善意の行動」はかなり影響が広範に及ぶ場合でも多めにみられる傾向があるが、あからさまに悪意があると断定された後では、かなり手厳しい反応を呼ぶように思う。この場合もまさにそうなった。ような気がする。
停電とともに「そういやあれはどうなったの」という話が#Wikimediaで出た。開発者のひとりJeronimが「えー、あけたよ。オランダ語の編集者から何の問題もない、あけろよっていわれたからあけちゃった。たぶんWreathだと思う」Wreath「俺じゃないっ」そう、このプロジェクトにはWalterが売るほどいるのだ。そのあとWreathが「俺のことを勝手に従業員に仕立て上げやがって。俺は一銭もやつらからもらってないっ」Antがぶりぶりして何であけたのよというと、Jeronimは「僕みたいなまぬーな開発者に何を期待しても無駄ですよー。あけていいっていわれたからあけたんだもん」*2結局、Antの要求でブロックアウト再開ということになった。いまはダウン中だからわからんが、回復後に再びブロックが行われるのだろう。
その後で「項目だけのダンプを出したほうがいいんじゃない？」とAnt。たしかに利用者ページとか普通の人はいらないわけなので*3一案ではある。作るのは簡単だから今度やってみます、とJerome。*4
瓢箪から駒みたいな話でしたが、Dumpつかってデータいじっている方々にはスリムになったMain namespace only の Dumpは朗報なのかもしれませんね*5。
フランス人はやたらに予想を立てるのが好きで、10万のときにも7万5千だか5万だかくらいから10万達成日時の予想をしていたわけですが、
そんな彼らが JAWP を抜く日 を予想のねたにしないはずがなく。すでにBistro*1でそういうネタが振られているのでした。
昔 Iz がBistroで暴れた際に、Antがかんかんになって「Bistroを読みづらくした」とほえて Iz に「俺の投稿なんてなくてもBistroは最初から読みづらかった」と返され、これに関してだけはあんたに分がないわ、Ant、と思ったのですが、……なんちゃらさんが髪の色をかえましただの、予想だのまでやるからかくもふくれあがるんだと思いにけり。まあ、あのくだらなさこそが Wikipedia よね、と思わないではないので悪いとはいわない。
さて、気がついたらBistroはいつの間にか日付別になってました。つーか2日投稿分とそれへの返事で48KBってのは何だろう。*2……もっともJAWPも2chだのWebchatに散ってる分を集めればそれくらいになるのかもしれないが*3。Ryoさんの「へっ、俺らはいつも議論してるのさ」を思い出した。
いまふと思いましたが、各言語横断で項目数をすべて足し上げたものを作るとコミュニティの規模を見るのには面白いかもしれませんね。
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from E. Sachte's statistics
wp ws wq wb wn
en 576K 70K 3.2K 8.6K 2.0K
de 237K 6.1K 2.8K 1.7K 1.4K
ja 119K 2.0K 0.3K 0.3K -
fr 109K 6.0K 2.1K 0.9K 0.2K
sv 75K 3.3K 0.1K 0.2K 0.3K
nl 70K 17K 0.1K 0.2K 0.1K
pl 68K 30K 1.1K 0.3K 0.6K
pt 49K 2.9K 0.4K 0.3K 0.3K
es 51K 1.7K 0.7K 0.5K 0.2K
ja, fr の差はほぼ3K。おそらく数ヶ月で逆転するだろう。で、frは名実ともに第三位に復帰する。WPの項目数がゆっくり伸びているためにあまり注目されないが、plが合計でほぼ100K。人口比があるのでそう簡単ではないだろうが、plの堅実な展開ぶりをみるに、この先数年でjaを抜く可能性はあるように思う。
Hello, the Board Election has opened. We will accept candidates from June 7 on meta and they will present themselves in several languages. The vote will begin from June 28.
Further information is available at m:Elections for the Board of Trustees of the Wikimedia Foundation, 2005/En on meta. Please link the notice from project.
Election notice is currently available in over 20 languages (m:Election notice translation 2005|list), if you prefer, you are also encouraged to translate it.
P.S. Translation of this message will be appreciated. ;-)
meta:User:Aphaia
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