Brittys Wake on Wikimedia

■ [*wn] 偶然見つけたサイト

チェックしてきた。

19日、20日と更新されていた。

サイト名は変わっていなかった。

というわけでこれもまたWikipedia.co.jp同様、法務部会マターになるらしい。

■ [jawn] ja

http://linky.wikipedia.jp/whois?key=wikinews.jp

乙です＞T*w

■ [*wn] 偶然見つけたサイト

http://wiki.livedoor.jp/newslink/d/　wikiNews β版

大文字小文字はかえてあるが、Wikinewsと同じ名前。開設は2005年7月17日といっているので、Wikinewsより明らかに後（こちらは2004年にドメインを登録）。

URLなどには使われていない。

いろいろと思うところはおありでしょうが、サイトの愛称名をwikiNews β版からほかにかえていただけませんか？　

と『ウィキニュース』（ベータ版）の一投稿者としては思うのですが。

■ [misc][news] 見出しの利用

読売新聞の見出しを表示させているサイトを、読売側が訴えた裁判の控訴審判決が出ました。知財高裁。ちなみに一審は原告敗訴。

見出しに著作権を認めない、という一審の判断は維持されましたが、一定の条件のもとでは無断コピーが不法行為となる、と判断。24万円の損害賠償。以下引用。

http://www.asahi.com/national/update/1006/TKY200510060290.html

（略）

塚原裁判長は「ネット上の記事の見出しは報道機関が多大な労力と費用をかけた活動が結実したもので、法的保護の対象になり得る」との初判断を示し、一定の条件のもとでは無断コピーが不法行為となると述べた。

（略）

　塚原裁判長は「デ社はニュースの鮮度が高い時期に特段の労力もなく無断で複製し、反復継続して使い、読売の業務とも競合している」として不法行為の成立を認めた。

朝日新聞10月6日朝刊（直接の出典はAsahi.com）

見出しが「報道機関が多大な労力と費用をかけた活動が結実したもの」なら、記事本体はなおのことそうなので、新聞記事に多く依拠しているウィキニュースにとっても気になる判決です。というのはSuisui氏ご指摘のとおり。業務も競合しているし。問題は、というより救いの余地があるとすれば、「特段の労力もなく無断で複製」というあたりか。無断で、はおそらく逃れ得ないとしても、労力が認められるような編集努力があれば違うのでは（その場合でも二次著作物である可能性は否定できませんが）、とか、翻案のときに他の資料に基づく改変があればそれは複製とは直ちにいえないのではないか（もっとも、二つの新聞の記述をはぎあわせて、それがただちに「創作性のある表現」なのかというのも微妙ですが）とか、いまの活動性が正当なものでありえるのかどうか、改めて考えました。

もちろん、オリジナルの報道が増えるのが一番わかりやすくまたよいのですが、まとめ系ニュースにも一定の価値とよさがあると思っています。たとえば、現在は、日本の大手マスコミが取り上げないニュースをときたま拾っていて、そのもとは英米の大手通信社の報道です。まれにドイツや南アフリカ。ただそれだって、二次情報だといわれれば、そのとおり。その現状を、マスコミの報道にやや依拠しすぎている現在の方向から、官公庁や企業のプレスリリース、統計情報などを利用する方向にもっと進んでいくというのが、ひとつの方向なのかな、と思います。ただ、それだけではないだろうし、それは今後のコミュニティの活動の中から出てくることを期待しています。

■ [jawp] Zachte統計

http://blogs.itmedia.co.jp/serial/2005/10/os0001_df07.html

で紹介してくださったのですが、それをみて　なにか　いやーな予感。あわてて確認してみる。

……

まず、お詫びして訂正します。前回書いた統計、間違っていました。記憶に頼ったのが敗因です。正しくは、日本語版ウィキペディアだけに限れば、月に五回以上編集するユーザが約800から900、月100回以上は130から150です（5月の統計）。お詫びして訂正します。ぜんぜんすくないじゃん＞自分

なおリンク先の統計は7月13日付けのものなので、7月の利用者数がやけに少ないです。実数はほぼ倍といったところか。

ログインユーザと非ログインユーザの比率などはかわりませんので、そこから概算すると、月100回以上編集が300人弱、月五回以上編集が1600人から2000人、この前書いた数字の半分以下ですね。重ね重ね申し訳ありません。乱筆失礼のほど。