Britty aka User:Aphaia の ウィキメディアプロジェクト回遊日誌
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と思って検索かけてみると、案外書いていなかったことにびっくり。mind が Famsis 君のいやがらせ画像をざっくり即時削除*2してくれたこととか、oscar が去年の選挙の翻訳を申し出てくれた直後にお友達がおなくなりになり、急遽お葬式にいくのでしばらくネットに触れません、翻訳できなくなってごめんねごめんね、と忙しいなかメールをくれたこととか、いろいろハートウォーミングな話があるのですが、諸般の事情で書いていませんでした*3。うむう。
*1:もちろんネタにしていたのは候補者になる前のことですが。選管としては中立を保たなければいけないという意識がはたらくので、始まってしまうとあまり彼らについてはかけない。またそれ以前でも Comcom 内でのことも、守秘義務等とからむのでいろいろ書きづらいことは多い。
*2:これには正直驚いたのだが、というのは enwp でも当時画像は即時削除対象ではなかったので、それを「……いいの?」とおそるおそる聞くと、「誰もそれで文句いわないと思うの」とあっさり返事が返ってきた。このことは、管理者の裁量ということに対して、私の意識が変わっていくひとつのきっかけになったと思っています。
*3:Famsis 君のことは "don't feed a troll" のルールどおり、その場では書かないほうがいいと思ったからかしらん。Oscar のことは、まあ人様のプライベートな事情を書くのはちょとはばかられたからと、たぶん選挙中で激忙しくて起こったことすべてを書くのはしんどかったからと思われる。
去年の年末からぽつぽつと議論していた削除系方針だが、3月くらいに即時削除の議論が動かなくなっていたのを7月に JeffQ 等アクティブな管理者が一挙にすすめてくれた。
その途中でふらっと立ち寄って「議論動いてないし、この方針案でテスト運行してみたらどうだろ」と口をはさんだのは、jawiki でのブロック系方針の「仮運用」にヒントをもらった。それが半月前で、先ほど立ち寄ったら、
等大きく事態が動いていた。「仮方針」試験運用については、意見を全面的に聞いてくれた様子である。施行方針のところに、自分の発言へのリンクなどあってうれしい。こうなんでもないことなんだけど、名前をきちんと残してくれるというのはうれしい。自分で人にお手伝いをしてもらった仕事をまとめるときにもこれは見習いたいなと思う。
enwq は enwp という大きなお姉さんがいるため、enwp の方針がそのまま通用すると思って即時削除を主張する人もときどきくる。いや結構か。そのたびに「あのねこことそこと別なのね」と我々原住民は説明することになる。今回いくつかのものは enwp からもってきたのだが、議論になったのが
この二点*1。vanity には、過去「知らない人だ、Google にものってないし」と削除依頼に出したら実はそれなりにその分野では著名な人だったりたんにネット上にあまり情報がない19Cの非英語圏の詩人だったりと、我々結構痛い思いをしているので、そしてなんといっても我々はまだ小さいプロジェクトでお客さんいらっしゃい状態なので、vanity の即時削除は常連からかなり強い反対があって一部見送りになった。copyvio はみんな実は導入したいようなのだが、enwiki では copyvio 認定するまでに結構厳密な評価プロセスがあるのですね。そして、それを導入した上で即時削除対象、というのが推進者の頭にはあるようで、なので copyvio 認定評価プロセスまで議論を詰めきれなかった今回は見送りということになった。次回への課題というところか。
なお、この議論の過程で、主導してくれた JeffQ について、別の管理者は「あれは絶対SEだよ。あのぎっちりした手続き重視はプログラム開発工程そのまんまだもん」というようなことをいっていた*2。「テスト1ヶ月ののち評価」なんてのは、まあたしかに、そういう人ならではの発想という気もいたしますねえ。はい。
一ヵ月後、どんな結果がでるのか、ちょと楽しみ。あ、復帰の方針を作る話が抜けてるぞ、いいのか*3。しかしその前にまずは、新しい即時削除方針をはよ読むべし読むべし。
ちなみに(もちろん)Eric(Eloquence)もここで見かけただけのはず。