Britty aka User:Aphaia の ウィキメディアプロジェクト回遊日誌
本家 | ウィキメディア見聞録(休止中) | My Profile: meta | テクノラティ
|
||
Metaの "requests for permissions" に、日本語版ウィキニュースのビューロ仲間である、っさんが依頼をなにやら載せていた。なんだろ、と思ってみにいくと、「英語版ウィキペディアで名前を変えなきゃいけなくなったので、他のも変更をお願いします」という名前変更依頼。30はくだらないアカウントがずらっと並んで壮観ですらある。
では、「非ラテン語文字アカウントはブロック」というあの方針を、英語版の連中はいまだに続けていたわけだ*1。
「この依頼ちょっとまった」と叫ぶ前にまずローカルを、と思い、日本語版ウィキニュースを見に行くと、やはりここにも名前変更依頼。っさんは自分で自分の依頼を処理したりはせず、依頼ページに載せていたのだが、それはつまり私にその理不尽を呑めとおっしゃる?
もとより自分の政治闘争に他人を巻き込むのはよいことでないのは分かっている。だけど、っさんがずっとひらがなアカウントに愛着をもっているのを私は知っている。だいいちMetaの依頼文だって「しょうことなしに」という気持ちがありありと出ていて、これはいま処理してはいけない、と勝手だけど、そう思った。
しばらく待ってください、と簡単にお願いを書いたあと、foundation-l にメールを書く。10月にボイコットをいいだした私に、BirgitteSB*2は、「Enwpローカルで議論を試みるから、これ以上の行動はちょっとまって」といったのだが、もう2月がたった。事態が改善されていないのなら、動いても約束違反にはなるまい……ということを思い出したのは、数時間後だったので、私も自覚がないにせよ相当頭に血が上っていたのだろう、それでもまあ、意図してトーンは落として、出来る限り淡々と事実を書くように努力し*3、それでも「このような方針は自文化中心主義もいいところで、恥ずべきことである」とはっきり念をおした上で、投函した。
以前にこの問題に触れたときには、あまり反応がなかったのだが、うまくツボをつけたのか、まれにみる沸騰したスレッドになることは、その時点では私の予測できる事柄ではなかった。Wikien-l のほうがいいんじゃない? という質問を、うまく Wikien-l でやるのも foundation-l でやるのもそれぞれ違う文脈で意味がある、と返せたのは後々よかったのかも。Wikien-l の議論に正直参加したいとは思わないが、あそこで論じてもらうことで議論がより広く拡がることは確実に予見でき、なので、Lunaさんに「フォワードしてくれてもいいよ」と返事をする。出来るだけたくさんの人に問題を知ってもらうのがまず先決。
ローカルに戻って依頼ページをみると、っさんだけではなくて、何三(S)さんも実は同じことでずっと悩んでおられたらしい。ユーザー名を変えないといけないのか、ということに、つまりは英語版ウィキペディアの一部の管理者*4の怠惰と横暴に、おふたりが振り回されていた、そしてその可能性に自分が気づけなかった至らなさを感じるとなんとも辛い。そないあほばかりでないですから、アカウントの変更はおふたりとももうちょっと待ってください、ということを返事して、またMLメール読みに戻った。
しかしまあ、悪いことばかりではなくて、この過程で何三(S)さんがビューロクラットに立候補したので、いやあめでたい。ウィキニュースのログインユーザのみなさん。てなわけで信任投票にご参加ください。
# 正式に撤廃されたら名前戻せるのかしらん