Britty aka User:Aphaia の ウィキメディアプロジェクト回遊日誌
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フロリダでの理事会が終わり、Anthere ことフロランス・ドヴォアール理事長からのレポートが foundation-l にありました。
全文はアーカイブでご覧下さい。
というわけで、このウィキメディア版鰤端末鉄野菜*4の改装のそもそもの目的だった、バナーを設置してみました。バナー一覧
私のホームプロジェクトはウィキクォートかメタか微妙なのですが、両方というのが一番当たってるかな、ともかくウィキペディアではないことは確か。確かなのですが、ウィキクォートもメタ(=ウィキメディアロゴ)も、バナーがなぜだかまだないのでしょうがない。仮設置ということで妥協しました。そのうちに作らねば……
とはいえ位置があまり気に入らないので、フッタに持ってこようかなとも考えています。Brion Vibber はフッタにいれてましたね。まあ寄付御願い月間まではもうちょっとある(はず)なので、それまでに落ち着けばいいかなと思ってます。
ウィキマニア2008はアレクサンドリア(エジプト)で開催されます。会場はアレクサンドリア図書館(http://bibalex.org)。8月7月18日から21日を予定していますが、必要に応じて変更もありえます。
The Jury for Wikimania 2008 bids have met and are pleased to announce that Wikimania 2008 will be held in Alexandria, Egypt.
Cary Base "Wikimania 2008 will happen in Alexandria, Egypt" - foundation-l
発表の全文は foundation-l のアーカイブでご覧下さい。
アレクサンドリア図書館にはビデオ会議の施設があるので、ローカルで会場を設営できれば、現地からの中継も可能とのこと。アレクサンドリアまで行く気はないけど発表は聞きたい、という方は、日本でのサテライト会場を企画されるとよいかも。
アレクサンドリアに決まった理由ですが、図書館併設の国際会議場という場所のよさ、日額90万円という会場費が全額免除の上にエジプト政府の後援が非公式ながら決まっているというスポンサー獲得レースでの好スタート、アラビア語プロジェクトおよびアフリカ諸言語のプロジェクトの振興に大きく資すると思われる点、などが大きかったかと個人的には思います。
ともあれ本当の仕事はこれからなので、アレクサンドリアがんばれ。そしてアトランタ・ケープタウンをはじめ、途中リタイア組も含めて招致を検討してくれた皆様、お疲れ様でした。*1
*1:といってもこの後すぐ2009年の選考がはじまるんだよな……。
当初日曜日発表、となり、次に「10月8日またはそれより前」と訂正された開催地発表ですが、もうちょっと先になりそうです。もうしばらくお待ちください。まあ UTC だとまだ8日もまだ丑三つ時なわけだがこれが。
各立候補都市をはじめ「まだなのまだなの発表まだなの」と連呼する人が金曜日くらいからいて、休日出勤中の Cary Bass が「俺は本来休日だし、他の審査員はボランティアなんだよ!! 誰も日曜に働く義務はないの本来!」とぶちきれる一こまも。なお、フロリダではただいま理事会絶賛開催中です。Cary がんばれ~*1
とはいえ議論はあらかた終わっていて、この2週間で出た論点を自分なりにまとめてみました。招致を成功させるには、以下の7点で必要とされる水準を満たす必要があるように思います。
もちろん、世の中に完璧な場所はないし、また審査自体は総合評価なので、上に挙げた諸条件でさえ、多少瑕疵があっても、ほかの点で他を圧倒できれば、招致に成功する公算は強まるのですけども……。
またもちろん、上に挙げたほかにも、論点はあります。2008年の招致都市審査では、13カテゴリに渡って審査を行いました。考慮はされるけど、決定的な影響を及ぼさない/ほかの利点で埋め合わせの出来るチェックポイントもいくつかある、と私は理解しています。そのなかにはローテーション問題や現地の治安のように、たぶんにめぐり合わせ*7に属する問題もあります。
ともあれ、ウィキマニア2008の開催都市は、今週発表です。お楽しみに。
Wikimania 2007 での Jimbo さんの講演記録を見つけた。日本語訳。非常に綺麗な読みやすい日本語です。私はこれ聴きにいけなかったので、その意味でもありがたく思いました。
Open Tech Press
Wikipedia創設者、Jimmy Wales氏の講演録:Wikimania 2007から
http://opentechpress.jp/opensource/article.pl?sid=07/09/28/0827211&pagenum=1
翻訳者は美谷さん。Jimbo さんの話は、Wikia の紹介が半分と、あとは Wikia が始めた検索エンジンプロジェクトの話。この検索エンジンプロジェクトの概要は、あまり日本語圏では紹介されていないので、その意味でも貴重な記事だと思います。
*1:予定通りなら、理事会のほうは、もう終わったはずですけども。
*2:台北の場合だと、日本からインドあたりまでも含めてアジア一帯
*3:ボストンあたりまでは「みんなで集まること」だけで十分意義を感じられたのですが、今後の招致にあたっては、プロジェクト全体の展開戦略を描けるようでないと、きついかと思われます。現状と目標に大幅な乖離がある場合、開催までに現地でセミナーを行うなどの、補完的なプログラムを現地で企図しているかどうかも問われます。
*4:現在はだいたい400人前後を予想。
*5:ボストン/ハーバードのときと、台北のときがそうだった。
*6:この辺は開催地の物価や会場の賃貸料に左右されるので、場所によっても異なると思われます。
*7:招致側ではどうしようもない。もっともローテーションに関しては特定の年の立候補を回避することは可能でしょうが……。
snty-tact2007/10/08 12:58来年アトランタなら行けるかな、とちょっとわくわく。