Britty aka User:Aphaia の ウィキメディアプロジェクト回遊日誌
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エジプトから帰ってきたあたりが土用の丑の日で、予約をしていなかったのと、料理を自分でするほど回復してなかったのとで、今年は鰻を食べ損なったなあ。ということに今更気がついた。今住んでいるところで、いい鰻屋を知らんのだよなあ。私のお気に入りは早稲田の文学部に近い交差点にある小さな鰻屋さんなのだが、この前いってからすでに7年近くたつ。あの店、いまでもあるんだろか。
ここ一月、ウィキブレイク*1だったのですが、そろそろ再始動しよかな、と思っています*2。とりあえず Gmail の未読スレッドと格闘中。読んでないメールマガジンは配送を止めようかなと思っています。多すぎだわ>自分
もういくつ寝ると年末?恒例のウィキメディア財団 fundraising drive*3。前回はわりとカオスだったので*4、「今回はもっと事前にいろいろ準備するから」とはボランティア・コーディネーターの Cary Bass の弁。
というわけで、その一環として、fundraising 関係文書の翻訳担当ボランティア用コミュニケーションベースを skype chat に立ち上げました*5。
IRC と違って、ログアウト中でもログを自動採取できるのが強みです。チャネル名は上記の通り"WMF 2008 Fundraiser Translations Channel"、オープンチャネル(public chat)ですので、お気軽にお越しください。参加には skype のソフトと利用者登録が必要です。チャットは無料です。チャンネルに参加する際、最初のときだけチャットオーナー等による承認が必要ですので、しばらくご辛抱を願います。
なお準備自体は今月末から始まるみたいです。いまのところはほんとに「お喋り」ですね。この指止まれをゆっくりやっているような感じ。
foundation-l 経由、wikimediauk-l(今月2008年8月のアーカイブ)。
ウィキメディアUK(イギリス連合王国)の理事長であるArison Wheeler による解散提案。なおこれに先立って理事ひとりが辞任を申し出ている。「もう関わりたくない」とのこと。
Arison によれば、ごく僅かながら負債があり、団体を解散した上で新団体を組織し再出発したほうがよいと判断したそうだが、foundation-l で出た話では、純粋に財政面だけの問題ではないそうだ*1。WMUK の別の理事からは「イギリスで(非営利)団体をやるのは大変なんだよ」という声もあった。
UK はフランスやドイツと比べると目に見えた活動がなく、以前から関係者の間で少しぎくしゃくした様子も見えたのだが*2団体を維持するのは大変なんだなと改めて思う。
少しでもよい形で幕引きが出来、次へ続くことを願っている。
id:iwaimさんが「例の即時ブロック関連のIRCログ」というタイトルで、ウィキニュース日本語版での即時ブロックについての臨時ミーティングのログをアップロードして下さった。少し遅くなったが、お礼申し上げる。もとより非公式なものではあるが、ここで出た話題や二人の間では意見が一致したことなど、「赤提灯」や方針文書のノートなどに提案していきたいとは思っているが、いつになるか。
ログを見直して改めて思ったが、IRCでのミーティングのログというのは本当に読みづらい。自分が参加したミーティングでそうなのだから、そうでない方は一層だろう。読んでくださった方がいたら、感謝すると共に感じたこと考えたことを教えていただければなとも思う。
読みづらさのひとつは、話し言葉と書き言葉の違い(IRCだって書き言葉なのだが、だいぶ会話に近いところに言語行為のモードがあるように思う)、とりわけ十分に考えて発せられた言葉とその場の流れの中で発せられた言葉の違いに起因するのかなと思う一方、ログの発言順序が、とりわけ参加者にとっては、実際の発話シーケンスを必ずしも表現していないことにあるのかなとも思う。サーバにある発言が到達する順序と、自分が手元のログをみながら反応しているときの見え方は必ずしも同じではない。これはまだ2人でやっているので錯綜の度合いもまだ少ないほうで、人数が増えてくるとばらばらに発言したのでは、話題が分散するだけでなく、みなが見ている発言の時系列が違ってくるので、ますます議論を追うのが難しくなって来る。IRCのように文字だけだと相手の発言が終わっているのかどうかもわかりづらいので、なおさら後からはわかりにくくなる。enwiki の ArbCom はそういうこともあって、かなり skype での電話会議が多くなってきているそうだ。文字だけと音声の会話では、やはり後者の方が情報量が多く、楽なのだと思う。
とはいえ、ウィキで議論を重ねてやりとりするよりは、ずっと話がしやすかったのも事実である。これからもある程度一気にすり合わせが必要な案件では IRC なども並行していくのがいいのかなと思った*1