日々の雑記、忘却録。
 
2008/11/03 1:58:46|その他
手作り日記  --tDiary 編--
ウィキとは違うけれど、こんなもの見つけた。 tDiary。

ブログツールに分類されるものだけれど、これでも良いかもしれない…

使用手順は PukiWikiとほぼ同じ。以下にメモ。

 環境

CentOS 5.1
ruby 1.8.5
apache(httpd) 2.2.3


 手順

(1)tDiaryをここからダウンロード。

(2)ダウンロードしたアーカイブを解凍して、設定を変更します。
  *この例では、/var/www/tdiaryに全ファイルを格納しています。
  
  # tar xzf tdiary-full-2.3.1.tar.gz
  # cd tdiary-full-2.3.1
  # mv tdiary.conf.beginner tdiary.conf
  # vi tdiary.conf

 @data_path = "/home/hogehoge/data"←日記格納パス。デフォルトでは記載が無いため入力が必要。
 @update = "update.rb"        ←デフォルトの「update.cgi」だと 設定編集時にnot foundとなる。


  
  # cd ..
  # mv tdiary-full-2.3.1 /var/www/tdiary
  # mkdir /home/hogehoge/data
  # chown apache.apache /var/www/tdiary/index.rb /var/www/tdiary/update.rb /home/hogehoge/data
  # servivce httpd start

(3)httpdでcgiを実行できるよう設定します。

  # vi /etc/httpd/conf/http.conf

Options +ExecCGI
AddHandler cgi-script .rb
DirectoryIndex index.rb


(4)ブラウザで tDiaryにアクセスします。
  
  今回の例では、ローカルからブラウザで「http://localhost/tdiary」へアクセスしすると
  apacheのディレクトリインデックスに指定されている index.rb が実行され、トップ面画が表示されます。
  設定の変更などを行う際には、update.rb が実行されます。
  

 感想

無料ブログがいくらでもある昨今では、自宅のリソースをわざわざ使う必要は無いのですが、、
ブログサービスなどがバックエンドでどのように管理しているのかを実感できました。

*詳細は、ダウンロードしたアーカイブ内の doc/配下のhtmlドキュメントがわかりやすいです。

→補足
ブラウザ側の設定でリファラ情報を送らないと下記エラーとなります。

Security Error: Possible Cross-site Request Forgery (CSRF)

 サーバ側の設定かと思い設定ファイルやupdate.pyをいじくってしまいました…詳細はこちら


参照: ツッコミ可能なWeb日記システム"tDiary"