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東海道の名工たち〜正宗から村正まで
平成20年11月8日(土)−12月21日(日)
「東海道」―本州中部太平洋側、東京と京都を結ぶ交通の要所。この地の刀剣史は、鎌倉時代中期、幕府に招かれた各地の刀工が相模国鎌倉(神奈川県)に移り住んだことから始まります。
鎌倉武士の好みに応え、力強さと美しさを兼ね備えた、新しい刀が相州から生まれました。中でも天才刀工・正宗(まさむね)は、鉄の粒子「沸(にえ)」「匂(におい)」を自在に操った大らかに乱れる「のたれ」の刃文を発明し、その作風は全国に流行しました。
室町時代、戦国大名が台頭すると共に、今川氏のお抱え刀工・駿河国島田(静岡県)の義助(よしすけ)一門、伊勢国桑名(三重県)で突如生まれた個性派刀工・村正(むらまさ)一門など、各地に刀工集団が誕生します。
本展では、武士政権のための刀剣として生を受けた相州刀を中心に、為政者や戦闘方法が変わり行く中で変化した、鎌倉時代中期から室町時代末期までの東海道に生まれた名刀を紹介します。
木曜休館 午前10時〜午後5時(入館受付は午後4時半まで)
一般・大学生900円 小・中・高校生500円
※15名様以上の団体は2割引 ※土曜日は小中学生無料
主催 佐野美術館・三島市・三島市教育委員会
後援 静岡県教育委員会・(財)日本美術刀剣保存協会
協賛 伊豆箱根鉄道株式会社
佐野美術館のコレクションから、
現世に生きる人々のあこがれの世界を表現した
85点の作品を紹介します。
★作品世界を理解するのに役立つ、
クイズ形式のワークシートを作成します!お楽しみに!
※右のチラシ画像をクリックすると、
大きな画像をご覧いただけます。
(PDFファイル)
■五寸釘でナイフをつくってみよう 終了しました
日時:11月15日(土)14:00〜
講師:宮入小左衛門行平(刀工)
会場:佐野美術館北側駐車場
■日本刀を持ってみよう 終了しました
日時:11月24日(月・祝)10:00〜/14:00
講師:渡邉妙子(当館館長)・当館学芸員
会場:隆泉苑(佐野美術館庭園内)
■講演会「東海道の名工たち(仮称)」 終了しました
日時:11月30日(日)14:00〜
講師:渡邉妙子(当館館長)・中村麻紀(学芸グループ主任)
会場:佐野美術館講堂
■銘入れ実演〜刀工が包丁に銘入れいたします〜
日時:11月30日(日)12月14日(日)10:00〜/13:00〜
講師:伊藤重光(刀工)
会場:佐野美術館1Fロビー
■担当学芸員によるギャラリートーク
日時:会期中の土曜日(11/15をのぞく) 14:00〜
会場:佐野美術館2階展示室
※申込不要・聴講無料・入館券をお求めの上、展示室入口にお集まりください。
■クリスマスリースをつくろう!
日時:会期中の土曜日・祝日 10:00〜15:00(最終受付)
会場:佐野美術館1Fロビー
※申込不要・随時参加可能
■さのび子どもくらぶ−小中学生対象イベント
※要申込・先着順。ギャラリートークを行ないます。
また、参加者は当日に限り入館無料です。
1.五寸釘でナイフをつくってみよう 終了しました
日時:11月16日(日) 10:00〜/14:00〜
2.日本刀を持ってみよう 終了しました
日時:12月6日(土) 10:00〜