*普及啓蒙活動*

文部科学省後援
教員のための工業英語指導研修会

 

社団法人日本工業英語協会は、昭和55年の設立以来、工業英語に関する普及・啓蒙活動を総合的に展開いたしております。この活動の一環として、平成4年より文部科学省ならびに関係団体の後援を得て、「教員のための工業英語指導研修会」を過去10回開催しました。毎回活発な意見、情報交換が交わされ、工業英語への取り組む熱意が各方面で感じられました。

ここでは、工業英語を指導される方に少しでも参考となるよう、過去の研修会データを公表いたします。


過去研修会 アンケート集計結果
過去研修会 参加者の声


実施の総括

1)社団法人認可に伴う実施

文部科学省より認可審査の過程で、「教員を対象とした工業英語の研修会」を開催するよう強く要望されていました。そこで設立初年度内(1992年)に、第1回目を東京、大阪、名古屋の3地区で開催することを決定し、文部科学省および各地区の教育委員会の後援、関係団体の協賛を得て、過去に10回開催しました。

2)研修会開催

第1回目 1993年2月 東京、大阪、名古屋の3地区
第2回目 1993年7〜8月 旭川、山形、東京、大阪、山口、熊本の6地区
第3回目 1994年7月 東京、大阪、金沢、福岡の4地区
第4回目 1995年7月 札幌、東京、大阪の3地区
第5回目 1996年7月 東京、大阪、広島の3地区
第6回目 1997年7月 仙台、大阪、東京の3地区
第7回目 1998年8月 徳島、大阪、東京の3地区
第8回目 1999年7月 福岡、大阪、東京の3地区
第9回目 2000年8月 大阪、名古屋、東京の3地区
第10回目 2001年7月 大阪、東京の2地区

3)参加者について

全地区とも、非常に活発な意見が交わされ、工業英語への取り組む熱意が感じられました。ほぼすべての参加者が工業英語とは何かを十分に理解され、今後学生にどのように指導するかの研究に着手するとの合意に達しました。参加者のうち、一般学科担当教員が約25%、専門学科担当教員が約46%の比率でした。工業高等学校、専門学校、大学と幅広い発表者であったことから、参加者も高校から大学、企業人まで幅広く、学校種を越える情報交換ができたと好評でした。
情報収集は非常に熱心で、若年層から工業英語に関心を持ってもらいたいとする主催者側の意図にかなうものです。参加者の中には2回目以上の方も多く、本研修会への支持をいただきました。今後も本研修会を受けた参加者が工業英語指導者として活躍されることが期待されています。