【Entame Watch】破産した岸部四郎、その目利きは本物だった

元実業家でタレントの岸部四郎は、重度の浪費癖と度重なる事業の失敗、さらには、骨董品への投資があだとなり、１９９８年に自己破産。その後は、自己破産を自虐的なネタとして利用しながら、バラエティ番組やドラマ『電車男』や『クロサギ』に出演している。

かねてから、破産の最たる原因は、骨董品への過剰投資と語っていた岸部だったが、意外なことに、その目利きは本物。破産から１０年、遂にその力が明らかとなった。

４日に放送された日本テレビ系列の情報番組「情報ライブミヤネ屋」では、「亡き妻の墓前で何を語る？」と題し、岸部に独占密着取材を敢行。これまで骨董品には、１億円以上の金をつぎ込み、自己破産をしたという岸部は、取材当日、「目をつぶったら落ちそうや・・・。」と話すほどの体調不良にも関わらず、亡き妻の墓参りの前には、祇園の骨董品店へ寄り道。番組のテーマとは裏腹に、骨董品を楽しそうに物色しながら、なんとカメラの前で目利きをしてみせ、値段をドンピシャリで言い当てたのだ。

これには、店主も「さすがですね」と絶賛。もはや妻の墓参りどころではなくなった岸部は、「骨董店に来るときは５０万くらい持ってないといかんな」と悲しく呟くのだった・・・。