2008年12月6日 22時42分更新
12月末で閉園する倉敷チボリ公園の跡地を今後、どのように利用をしていくべきかについて市民の意見を聞くための会が倉敷市で行われました。
倉敷チボリ公園が閉園したあとの土地の利用について、倉敷市は先月市民公園として整備していくという方針を打ち出していて6日の会はこの方針に対する市民の意見を聞こうと開かれたものです。
はじめに伊東香織市長が、公園の敷地の大部分を所有する大阪の会社から土地の一部を借りるか買い取るかしたうえで、市民が無料で利用できる公園にしていきたいと、市の案を説明しました。
これに対して参加した市民の間からは市の財政事情が厳しいなか、県からも支援を得るべきだといった意見や敷地を所有する会社に協力を求め、土地の一部を無償で提供してもらえないかといった意見が出されました。
伊東市長は6日に出された意見を市議会などに報告したあと、大阪の会社に出向き、交渉にあたりたいとしています。