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東金女児遺棄:「精神発達遅滞」口頭で実名発表 千葉県警

 千葉県東金市で起きた成田幸満ちゃん(当時5歳)の死体遺棄事件で、東金署捜査本部は、勝木容疑者が「精神発達遅滞」と診断された経緯をふまえ、記者発表資料では匿名とした。ただ、事案の重大性を考慮するとして、口頭で実名を明らかにした。刑事責任能力については「警察で判断することではない」と述べた。

 刑事責任能力の有無については通常、「精神鑑定」などを実施して検察庁が判断する。

 精神科医で「まいんずたわーメンタルクリニック」(東京)の仮屋暢聡院長は「10代で軽度の精神発達遅滞と診断されても、社会適応でき、成人後に障害が残ることは少ない。仕事もできる。通常は刑事責任能力もあるが、一部には特殊な思考を持つケースもあり、善悪の判断ができていたかは一概には言えない」と話す。

毎日新聞 2008年12月6日 23時20分

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